警察犬はいるのに"警察猫"がほとんどいないのはどうして?→理由に「やっぱりね」と納得!

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犬と猫、嗅覚が強いのはどちらか知っていますか?『ざんねんないきもの事典』『わけあって絶滅しました。』などで大人気の動物学者・今泉忠明先生監修の書籍『犬と猫どっちが最強か決めようじゃないか』よりご紹介します。

嗅覚が強さは犬が圧倒的。では猫は?

犬の特技といえば、何といっても嗅覚がらみ。警察犬や麻薬探知犬は優れた嗅覚をトレーニングでさらに鍛え上げた「働く犬」です。

人間を含めて、嗅覚を司るのは鼻腔にある嗅上皮という器官。この嗅上皮にある嗅細胞から神経を介してにおいが脳に伝えられる、という嗅覚のしくみは、犬猫も人間も同じです。

違ってくるのは嗅上皮の面積と嗅細胞の数。面積が広いほど、細胞の数が多いほど、嗅覚が敏感ということになります。

嗅上皮の面積は、人がだいたい4平方cmに対して猫が約40平方cm、犬は平均200平方cmと、犬が圧倒的に広くなっています。

細胞の数がダントツで多いのは「犬」

さらに、驚くべきは嗅細胞の数!人間でだいたい500万個のところ、猫は6000〜7000万個。そして犬はなんと2億2000万個!ダントツに嗅細胞の数が多くなっています。

こういった数値から、嗅覚は犬→猫→人間の順で、優れていると推測されます。だからこそ、警察犬のような嗅覚を使ったさまざまな仕事も、犬はりっぱに務められるのです。

まとめ/暮らしニスタ編集部