地下鉄サリン事件から30年、オウム真理教の新事実が発覚 NHKスペシャルで狂気の“11月戦争”に迫る

【写真】当時注目を集めた教祖・麻原彰晃が坐禅する様子
地下鉄サリン事件は序章に過ぎなかった。オウム真理教は、その先に国家転覆を狙った“11月戦争”を密かに計画していたことが明らかになってきた…。教祖・麻原彰晃(本名・松本智津夫)と幹部12人はすでに死刑となり、オウムの暴走にはいまだ多くの謎が残されている。NHKは、死刑執行される直前まで幹部らが記していた手記を入手。そこから麻原らが企図していた“11月戦争”、クーデターの詳細が浮かび上がった。
番組では、NHKが30年かけて入手してきたオウム真理教の内部映像や麻原の肉声、刑期を終えた元信者や捜査幹部らの証言などから、麻原らがどのようにして“11月戦争”に突き進んでいったのか、狂気の全貌に迫る。
また18日には、クローズアップ現代 『オウム真理教のこどもたち 知られざる30年』(後7:30)を放送する。