「VARとは?何のためにあるの?と思ってしまう」川崎OBが吐露。ファウルの可能性に「グッと集中」、オフサイドチェックはせず決勝点に
注目を集めたシーンは、2−2で迎えた79分。川崎のキャプテン脇坂泰斗が決勝点を挙げた場面だ。マルシーニョのシュートを柏GK松本健太がキャッチしきれずこぼすと、瀬川祐輔がすかさず反応し、シュート。これが身体を張ってブロックした松本に当たって再びこぼれ、最終的に脇坂が押し込んだ。
佐藤審判マネジャーは次のように説明する。
「多分、現場で選手はキーパーへのチャレンジにフォーカスして、レフェリーもVARも『チェックしなきゃ』っていった時に、そこにグッと集中した。でも、フラットに見れば、明らかにここのチェックはしなかったってこと」
【動画】ノーファウルだけどオフサイドだった?議論の対象になった判定
このフィードバックは人々の関心を集めるなか、かつて川崎で活躍した武岡優斗氏もXで反応。佐藤審判マネジャーの発言を報じるネットニュースを引用したうえで、率直な思いをこう綴った。
「あくまで個人的な意見です。これで勝敗が決まってしまった事実がある。VARとは?何のためにあるの?と思ってしまう」
なお、佐藤審判マネジャーは今後の戒めにすると強調。「取り返しはつかない。この後、残り何節ってなった時に、本当に1つの判定が大きくなる。こういうものは、みんなとすぐに共有します。現場もそうだけど、VARもAVARも『ここは落としちゃ駄目』」と気を引き締めた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
