家田荘子氏が松本人志「性加害疑惑」に「女性が行かなければ何も起こらなかった」発言に集まる賛否

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『極道の妻(おんな)たち』などで知られる作家で僧侶の家田荘子氏が、2月10日、自身のYouTube「家田荘子ちゃんねる」を更新。「週刊文春」が報じ続けている、松本人志の性加害疑惑について私見を述べた。

 動画の冒頭、松本が、かかりつけの美容師にいつも「家田荘子のような髪型に」と伝えているという逸話を披露した家田氏。松本と「文春」には個人的に恩義があることを説明してから、松本の性加害疑惑について言及。「私は、これが起こること以前に(飲み会にアテンドされたとされる女性たちが)行かなきゃいいのにと思いました」と切り出すと、「女性が行かなければ何も起こらなかった」と語った。

 その理由を「ご自分の意思で行かれたことなので、行かないという選択もできたし、そこから帰るということも、ご自分の意思でできたんじゃないかなと思いました」と説明。そして「もし、自分が行ってしまった場合の立場で考えた場合、男性側の配慮やフォローが足りなかったのでは?」と指摘した。

 また、飲み会に呼ばれたとされる女性たちの立場を「芸能人でトップの人に、もしも気に入られたら何かお仕事いただけるんじゃないかって、そういう気持ちも、もしかしたらあったかもしれません。だから断れなかったというのも、あったかもしれません。芸能界のことがよくわかってないと、そういうふうに弱い立場になってしまって、従うしかなかった、流れに任せるしかなかった、ってことも起こったのかもしれません」と推察しながら、「でも、それでお仕事ってもらえないんですよ。実力のある人は断っても断っても、いつか仕事が来て花が開きます。だから断っていいんです」とキッパリ。

 スタッフから、自身がもし同じような状況になったら? と聞かれると、長く居座ることはせず「じゃあもう時間ですから」と伝えて帰ると語った。

 この家田氏の意見に対して、コメント欄では、はっきりと賛否がわかれた。

《先生、正論言っていただきありがとうございます。同じ立場の女性として賛同します。引きずって行ったわけでもないのに、いい年した大人が誘いの拒否もできないのかと》

《素晴らしいコメントで100%同意します》

 と、家田氏に賛同する声もあがった一方で、

《そうだとしたら誘わなければいいってなりませんか? ブーメランかとそれと芸能界のお誘いは性の接待を含むと判断していかないといけませんね》

《全ての女性が常に冷静で断れる訳じゃないんですよ。本当は嫌でも断れない女性もいます。色んな理由で女性が断りづらい環境を男側は作るので、そこを利用されてしまう事もあるでしょう。冷静に考えれば、初対面のかなり年上の異性と関係を持ちたい人はほぼいませんので、男側も性的関係が理由で呼ぶ場合は最初から正直に言うべきです。というか権力者は誘っちゃダメです》

《芸能界を知り尽くした貴女と、何も知らない若い娘を一緒くたにしないでほしいね。そりゃ、貴女は松本がいても断るだろうが》

 家田氏の意見に疑問を呈するコメントも複数あがった。この騒動、まだ尾を引きそうだ。