※イメージです(以下同じ)

 どんな出産でも、ママは命がけ。無事にわが子が生まれることが大切です。しかし、出産エピソードでマウンティングしてくるママも珍しくありません。

 アサミさん(仮名・42歳)は「初対面のママにマウントされた」とため息交じりに話してくれました。

◆次男の3〜4カ月検診で出会ったギャルママ

 4人目の子どもである次男を出産したアサミさん。長男(15歳)・長女(10歳)・次女(5歳)と5歳差ずつで出産しています。

 次男を妊娠したときには高齢出産と言われる42歳だったため、大事を取って市内の大学病院で通院・出産しました。

 何事もなく出産でき、次男もスクスク育ち5年ぶりの赤ちゃんの育児を楽しんでいたアサミさん。そんなアサミさんが次男の3〜4カ月検診に訪れた際、待合室で近くに座っている女性に話しかけられたそうです。

◆息子同士が1日違いで生まれたことで、より親近感がわく

 ギャル風のファッションに身を包んだその女性に、息子の生まれた日にちを尋ねられたアサミさん。答えると、なんとその女性の息子と1日違い! 一気に距離感が縮まったそうです。

「雰囲気としては以前の鈴木奈々さんのような、明るくて元気な感じ。ヘアメイクをばっちり決めていて、産後なのに偉いなーというのが第一印象でした。

 高齢のママは私だけだったのでなんとなく居心地が悪かったのですが、そのギャルママが明るく話しかけてくれたので嬉しかったです」

 とは言え、初対面のうえに歳の差もあるので、共通の話題と言ったら子どもに関する話くらい。相手もそんな雰囲気を感じ取ったのか、出産の話を始めました。

◆無痛分娩マウントにげんなり

「私は○○クリニックで出産したんですけどぉ〜」と話し始める女性。そのクリニックは無痛分娩を取り入れていることで有名な産婦人科で、彼女も無痛分娩で出産したのだとか。

 そしてアサミさんにも、どのように出産したのか聞いてきたそうです。

「大学病院で普通分娩だったと話すと、無痛分娩のすばらしさを語ったあと『無痛分娩じゃないなんて信じられない!』『無痛分娩を経験していないなんて、損してますよ』『私、痛いの苦手だから、絶対に無理ぃ〜』など、散々に言われました。そりゃあ無痛分娩のほうが痛みも少なくていいかもしれないけれど、私だって必死に産んだのに……と悲しい気持ちになりましたよ」

◆「次は無痛分娩に…」いえいえ、次の出産はありません!

 その女性が無痛分娩のすばらしさを語り終えたとき、検診の順番が回ってきて名前を呼ばれたそう。そして最後にアサミさんに向かって「次は必ず○○クリニックで無痛分娩にしたほうが良いですよぉ!」と言い、検診へと向かっていきました。

 ニコニコと大人の対応をしたアサミさんでしたが、内心はイライラのボルテージが上がっていたのだとか。

「42歳だし4人も産めたから、もう次は考えていないので避妊器具を入れたばかりで、次の妊娠の予定はないんです。メガネとマスクで顔が隠れているとは言え、目じりのシワとシミで大体の年齢わかるだろ! 次はないんだよ!! ……こんな気持ちでいっぱいでした」

 どんな出産方法でも、子どもが無事に産まれてくれることが重要です。出産時の話をしたいときは、相手の出産方法を否定したり、優劣をつけるようなことはないようにしたいですね。

<取材・文/nami>

【nami】
3人の子をもつママライター