「海峡フォーラム」開会式であいさつする汪洋氏=13日、中国アモイ

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(台北中央社)台湾で中国政策を担当する大陸委員会は13日夜、中国当局が定義する「1つの中国」原則下の「92年コンセンサス」は受け入れないとの声明を出した。

中国の国政諮問機関、人民政治協商会議(政協)主席を務める汪洋氏が13日、中国・アモイで開かれた両岸(台湾と中国)の民間交流イベント「海峡フォーラム」に出席。台湾当局が「92年コンセンサス」を認め、「1つの中国」原則を堅持しさえすれば、両岸関係は改善、発展するなどと述べた。

同委はこれについて同日夜に出した書面で、中国共産党は長きにわたって交流と称した統一戦線工作を通じ、台湾の民意に全く合致せず台湾を矮小化した政治的主張を掲げてきたとし、「意義が全くなく、徒労に終わると考える」と指摘した。

また、台湾が中華人民共和国の一部であったことはこれまでなく、両岸は互いに隷属しないということは客観的な現状で事実であるとの立場を示した。

(沈朋達/編集:楊千慧)