3日に行われたJ2リーグの山形vs岡山で、GKが味方のバックパスを手で弾きだし、退場になる誤審があり(本来ならば退場にはならない)、再試合が開催されることになった。その場にいた審判たち4人とも間違いに気付かないほどのレアケースだった。

元々、サッカーのルールは17条しかないシンプルなもの。だが、それをどう実際の場面に適用するか毎年の改訂で少しずつ変わっているので、分かっているつもりでも難しいケースもある。

そこで今回はルールクイズを11問用意した。この11問にすべて正解できたなら、ぜひ審判講習会を受けてほしい。すぐに国際審判員まで上り詰めてワールドカップへの道が開ける……かもしれない。


【Q1】タッチラインの外をライン沿いに走っている審判のことを何と呼ぶ?
(1)ラインズマン
(2)サブレフェリー
(3)アシスタントレフェリー

【Q2】VARは主審が「著しい間違い」をしたときに介入するので、VARの提言を受けたときには必ず判定を変える
(1)正しい
(2)間違い
(3)オンフィールドレビューのあとだけは必ず変える

【Q3】シミュレーションとは?
(1)触られた程度に対して大げさに倒れてファウルを取ってもらおうとすること
(2)触られた事実があってもなくてもファウルを取ってもらおうとして倒れること
(3)触られてもいないのにファウルを受けたふりをして倒れること

【Q4】スローインを投げようとしてタッチラインを踏んでしまった
(1)ファウルスローで相手チームのスローイン
(2)不正な行為で警告
(3)ノーファウル

【Q5】GKがボールを取ろうとしているとき、ヘディングしようとしていたFWがGKの肩に肩をぶつけた
(1)キーパーチャージで直接FK
(2)キーパーチャージで間接FK
(3)ノーファウル

【Q6】ドロップボールを直接相手のゴールに蹴り込んだ
(1)得点
(2)ファウルとしてドロップボールの地点から相手チームの間接FK
(3)ゴールキック

【Q7】GKがゴールキックを蹴ったら強風で押し戻されてきたので、誰も触らないうちにペナルティエリア内でGKが足で止めた
(1)ゴールキックのやり直し
(2)得点機会の阻止でPK
(3)足で止めた地点で相手の間接FK

【Q8】インプレー中に味方2選手の殴り合いのケンカが始まった
(1)両選手を退場にしてボールがあった地点でドロップボール
(2)両選手を退場にしてボールがあった地点で相手チームの直接FK
(3)両選手を退場にしてボールがあった地点でボールを保持していたチームの直接FK

【Q9】選手がペナルティーエリアの中で手に持っていたスパイクを投げてゴールに入ろうとしているボールを止めた。再開方法は?
(1)ドロップボール
(2)間接FK
(3)PK

【Q10】ボールが味方選手によって意図的にキーパーにキックされた。GKがそのボールを蹴ったがミスキックとなり、真上にボールが上がった。GKはそのボールをペナルティーエリア内でキャッチした。これはどうなる?
(1)相手の間接FK
(2)GKを退場にしてPK
(3)プレー続行

(問題文に誤りがあったため、記事を修正して掲載しています)



【正解】
Q1=3、Q2=2、Q3=3、Q4=3、Q5=3(そもそも「キーパーチャージ」というファウルはなくなっている)、Q6=3、Q7=3、Q8=2、Q9=3、Q10=3

【文:森雅史/日本蹴球合同会社】