Windows 10/11のDefenderの隠れ機能を有効化! セキュリティを高めるツール
Defenderは、ウイルスの検出やファイアウォールなど複数のセキュリティ機能が用意され、Windowsと統合されているのが特徴である。
ただし、初期設定ではその力は100%発揮されていない。
今回は、Defenderの隠れ機能を有効にして、さらにセキュリティを高めるツールを紹介する。
●DefenderUI のインストールと日本語化の設定
従来のWindows環境では、サードパーティ製のセキュリティ製品を別途購入し、インストールして利用するのが常識だった。
しかしDefenderの性能が向上したことで、必ずしもサードパーティ製の製品は必要なくなりつつある。
今回紹介する「DefenderUI」は、このDefenderの機能をさらに引き出し、使いやすくするためのツールだ(Windows 10/11に対応)。
Defenderには、初期状態では隠された高度なセキュリティ機能が用意されている。DefenderUIは、こうした隠れ機能を有効にできるツールだ。
なお、インストール時には言語とプロファイルの2つを選択する必要がある。手順は次のとおりだ。

インストール後、この画面が表示されたら、言語の一覧を表示して[日本語]を選択する。

ユーザーインターフェイスが日本語になる。次にプロファイルを選択する。最初は「推奨」を選択すればOKだ。

説明が表示されたら右上の[×]をクリックして閉じる。

DefenderUIの設定画面が表示される。画面は[ホーム]の設定。リアルタイム保護やファイアウォールの有効/無効の切り替え、スキャンの設定などが用意されている。
インストール後は、DefenderUIのアイコンがタスクトレイに常駐する。
アイコンを右クリックして[DefenderUIの表示]を選択すれば、いつでも設定画面を呼び出せる。

DefenderUIのアイコンを右クリックして[DefenderUIの表示]を選択する。
●DefenderUI の4つのプロファイルと詳細設定
インストール時に設定する4つのプロファイルは次のとおりだ。
なお、4つのプロファイルは、設定画面の右上でいつでも変更できる。
・推奨……DefenderUIの推奨設定。Windowsの初期設定より多くの隠れたセキュリティ機能を利用できる。
・インタラクティブ……「推奨」よりも安全性を高めるため、ユーザーに確認を求める設定が多めに有効化されている。
・アグレッシブ……Defenderの隠されたセキュリティ機能のほとんどを有効にする。
・デフォルト……Defenderの初期設定。

右上で4つのプロファイルを選択できる。
もちろん、[ホーム]〜[DefenderGuard]で設定を切り替えて、個別の項目ごとに設定することも可能だ。設定画面の「i」ボタンをクリックすれば各項目の説明が表示されるので、よく分からない場合は確認してから設定しよう。
なお、タスクトレイのアイコンを右クリックすると、リアルタイム保護の有効/無効、クイックスキャン、フルスキャンなどを実行することも可能となっている。

[基本]の設定。ランサムウェア対策や通知機能などの設定が用意されている。

[高度な機能]の設定。スキャン関連、シグネチャファイルの更新間隔などを設定できる。

[ASRルール]の設定。ASRとは「Attack Surface Reduction」の略で、攻撃者から見たときの攻撃面を少なくすることを意味する

[DefenderGuard]の設定。リアルタイム保護や自動再起動までの時間の設定が用意されている。なお、まだ開発中の機能も含まれている。
少し専門的な項目も用意されているので分かりづらいところもあるが、Defenderの機能を最大限に活用するなら、ぜひ導入しておきたいツールだ。
・ DefenderUI
井上健語(フリーランスライター)
