中国はここのところ、塾禁止令や宿題の負担軽減などの大胆な教育改革を実行している。そんな中国からすると日本の学校教育は中国と大きく異なっているように見えるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国はここのところ、塾禁止令や宿題の負担軽減などの大胆な教育改革を実行している。そんな中国からすると日本の学校教育は中国と大きく異なっているように見えるようだ。中国のQ&Aサイト知乎にこのほど、「自分が日本の学校に子どもを通わせたいと思う理由」と題する投稿文が掲載された。

 投稿者は日本在住の中国人で、小学校に通う我が子の様子をとおして日本の学校教育について紹介している。まず、日本は小学校の分布が平均的で、基本的に近くの学校に通うが、子どもたちは保護者の送迎なしで登下校すると伝えた。これは保護者が送迎する中国との大きな違いだ。

 また、中国で大きな関心の的となっている宿題について、「日本の小学校では基本的に20分程で終わる量で、しかも興味深い内容の宿題だ」と紹介した。例えば、植物を育てて観察絵日記をつける、昆虫観察、食事を作るなどの内容で、中国のようにプリント式だけということはなく、子どもの視野を広げ思考力を育てる形の宿題だと称賛している。

 また、日本でも中国同様、子どもが学校に持っていく荷物は多くて重いが、中国のようにカバンの中身は教科書だらけではないと指摘した。日本では衛生習慣を身に着けるためにハンカチや歯ブラシを持ち、水泳の授業があれば水着、体育のための着替え、絵を描くための道具などをかばんに入れると伝えた。

 ほかにも、体育の授業ではほかの人と比較するのではなく、以前の自分と比べて成長していれば満点をもらえること、礼儀を教えることを重視していて、道行く人に挨拶をするように教えられていると紹介した。これは、「知らない人と話をしてはいけない」と教える中国とは全く異なっていると指摘している。

 こうした日本の教育方針は以前から中国で高く評価されているが、実際に中国で実践するのは難しいことなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)