たったワンクリックでロック画面に切り替える! 時短パソコン活用術

しかし、工夫次第で時短できる操作は、まだまだ存在する。
そのひとつが、パソコンをワンクリックでロック画面に切り替える方法だ。
通常、ロック画面に切り替えるには、
1.スタートボタンをクリックする
2.アカウント名をクリックする
3.「ロック」をクリックする
以上の3ステップが必要になる。
しかし、この一連の操作は、ショートカットを利用すれば、ワンクリックで実行できるのだ。
今回は、たったワンクリックでロック画面にすばやく切り替える方法をご紹介しよう。
■Windows 10をワンクリックでロック画面に切り替える手順
ワンクリックでロック画面に切り替えるには、以下の手順でロック用のショートカットを作成し、それをタスクバーにピン留めするだけでいい。
あとは、好きなタイミングでタスクバーアイコンをクリックすれば、ロック画面に瞬時に切り替わる。
1.新規ショートカットを作成する
デスクトップ画面の何もない箇所を右クリックし、「新規作成」→「ショートカット」をクリックする。

2.「rundll32 user32.dll,LockWorkStation」と入力する
ショートカットの作成画面が表示されるので、空欄に「rundll32 user32.dll,LockWorkStation」と入力し、「次へ」をクリックする。

3.ショートカットの名称を設定
「このショートカットの名前を入力してください」の欄に、適当な名称(この例では「ロック画面」)を入力し、「完了」をクリックする。

4.ショートカットをタスクバーにピン留めする
デスクトップに作成したショートカットのアイコンが表示されるので、これを右クリックし、「タスクバーにピン留めする」をクリックする。

5.タスクバーのアイコンをクリック
タスクバーにアイコンがピン留めされたら、あとはパソコンをロックしたいときに、クリックしよう。

6.ロック画面に切り替わる
このように、瞬時にロック画面に切り替わる。クリックするだけなので、まったく手間がかからないのがメリットだ。

作業中に席を外すときなど、ロック画面に切り替えたい場面が意外と多い。そんなとき、今回ご紹介した方法でショートカットをピン留めしておけば、ワンクリックで瞬時にロック画面に切り替わる。よけいな手間が省けるので、テレワークの時短などに大いに活用してほしい。
執筆:しぶちん(ITライター)