離婚協議のELT伊藤“すれ違い期”に語っていた意味深な結婚観

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6月9日、Every Little Thingのギタリスト・伊藤一朗(53)が離婚を前提とした協議に入っていることが報じられた。11年12月に18歳下の一般人女性と結婚した伊藤。日刊スポーツによると、2年ほど前から夫婦間ですれ違いが生じたといい、今年の春頃から離婚に向けて話し合いを始めたという。

同日配信の「NEWSポストセブン」では、伊藤はすでに妻と別居しており、長男と新居で暮らしていることも報じている。さらに長男の親権については、伊藤が『絶対に渡せない』と主張しているという。

結婚10年目にして、夫婦問題に直面している伊藤。

夫妻に長男が誕生して約1年後の13年10月、本誌は“家族団らん”を目撃していた。スラっと背の高い伊藤の妻がベビーカーを押しながら、笑顔で並んで歩く姿が印象的だった。

それから4年経った17年9月、伊藤は『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)に出演した際、トークの流れで“パパ”であることを思わぬ形で告白。

ゲスト出演していたスピードワゴン・井戸田潤(48)から「普段、麺食べます?」と質問されると、伊藤は「結構食べますね。子供の分とかも全部かっさらって」と“パパの顔”を垣間見せていた。

家族生活は平穏に続いているかと思われたが、伊藤にとって「結婚とは良きこと」とは限らなかったようだ。

19年10月にYouTubeチャンネル『ELT 伊藤一朗いっくんTV』で、ファンから「結婚したいと思える人に出会うためにはどうしたらいいですか?」と相談が寄せられた伊藤。ファンの「好きと結婚は違うのかな?」との問いかけに、「あぁ……」と深く理解を示すようなリアクションも見せていた。

そんな伊藤が伝えた結婚観は、意外にもシビアなものだった。

「僕、個人の思想」と前置きしたうえで、「結婚したいと思う人がいなければしなくてもいい」とコメント。続けて「結婚して子供何人か育てて成人させるっていうと、かなり経済的な負担がある」と、現実的な面に言及したのだった。

また日本で少子化が進んでいる背景を踏まえ、「最初から結婚しないって人も実は増えていると思うんですよ」と持論を述べた伊藤。そして、「独身同士の方が『経済的にも精神的にも楽だし』ということで、家庭をわざと作らない選択をする人もいると思う」と語っていた。

夫婦間にすれ違いが生じたとされる時期とも重なり、“意味深”にもとれるアドバイスだが――。

長年連れ添った妻との結婚生活に終止符を打とうとしている伊藤の胸に去来するものとは。