「え、それで終わり…?」おうちデートで盛り上がっていた最中、女が男に面食らった理由
男と女は全く別の生き物だ。それゆえに、スレ違いは生まれるもの。
出会い、デート、交際、そして夫婦に至るまで…この世に男と女がいる限り、スレ違いはいつだって起こりうるのだ。
-果たして、あの時どうすればよかったのだろうか?
できなかった答えあわせを、今ここで。
今週のテーマは「甘えてきたのに手をだしてこない男の心理とは?」という質問。さて、その答えとは?
▶【Q】はこちら:「今夜だけは甘えていい…?」交際前の女を、男が誘惑してきた本当の理由とは

「ねぇ、今夜だけは甘えてもいい…?」
僕の問いかけに、陽菜が恥ずかしそうに俯く。
「いいけど、今夜だけなら…」
僕はその言葉を聞き、横たわりながら陽菜の膝の上に頭を乗せた。
「陽菜ちゃんって本当に優しくていい子だよね。俺、陽菜ちゃんみたいな人と結婚できたら、ずっとこうして甘えちゃうんだろうなぁ」
美人で性格もいい陽菜。久しぶりに再会した彼女は何も変わっていなかった。
「いつもこんなに女性に対して甘えているの?」
「ううん。今日だけ。陽菜ちゃんにしか、こんなことしないよ」
この言葉に嘘偽りはない。
実際、陽菜以外にはこんなことはなかなかしないだろう。
だが嬉しそうに僕の頭を撫でる陽菜に対し、僕が考えていたのは、たぶん彼女が期待している答えとは全く違うことだった。
二度目のデートで甘えてきた男。その心理とは!?
A1:新たな出会いがなかったので、昔の連絡先を遡っていたら見つけた
陽菜との出会いは、約1年ほど前。その時は友人も含めて数名で食事をしただけで、グループLINE内でお互い適当なお礼を言い合って終わっていた。
その後、色々と世の中の状況が変わり、出会いが急に減ってしまった。
陽菜の存在を不意に思い出したのは、そんな矢先のこと。暇だったので昔のやり取りを遡りつつ、誰かいないかなぁと思っていたタイミングだった。
30歳くらいで独身。可愛くて性格も良かった記憶がある。思い出した途端、善は急げとばかりに僕はLINEを送った。
-周平:陽菜ちゃん、久しぶり!元気にしてる?
突然連絡をしてしまったのでスルーされないかどうかドキドキしたが、陽菜からはすぐに返信がきた。
-陽菜:久しぶり!元気だよ〜。突然の連絡でびっくり。
そして何度かやり取りをしているうちに、向こうから“会おう”と言ってきてくれたのだ。

1年ぶりの再会ということもあり、最初はカフェで軽くお茶をすることになった。
待ち合わせ場所へ行くと先に陽菜は席についていたが、変わらず美人で、ちょっとふんわりとした雰囲気が漂っている。
「陽菜ちゃん、久しぶり〜」
「よく私のこと思い出したよね(笑)。元気だった?」
「いや、何してるかな〜って気になってたんだよね。そう思ったら、連絡せずにはいられなくなっちゃってさ」
久しぶりなので会話が弾むか不安だったが、そんな心配は一切無用だったようだ。
明るくてよく話してくれる陽菜といると、会話に詰まることもなく盛り上がる。適度な合いの手も入れてくれるので、とても楽しかった。
「陽菜ちゃんって、一緒にいてこんなに楽しい子だったんだ。もっと早く連絡すれば良かったなぁ」
「そうだよ〜。でも私の方も、意外だった。周平さんってもっと静かな人だと思っていたから、こんな気さくだとは思ってなかったよ」
「次回は、ゆっくりご飯でも行かない?」
「うんうん、そうしよう!」
こうして僕たちは食事の約束をし、次に会う日程も決めた。
だが次のデートで、僕の中で彼女に対する答えが出た気がした。
男が女に膝枕をせがんだ時。男はその女を本命視しているのか?
A2:可もなく不可もなく。だから最初から適当に甘えられる。
そして、2度目のデート当日。陽菜と約束をしていたものの、この日はとても疲れていて、家でのんびりしたい気分だった。
かといってドタキャンするのも申し訳ない。だからテイクアウトかUber Eatsでも頼んで、自宅で食事をするのはどうだろうかと思い、陽菜に聞いてみた。
すると少し迷っているようだったので、慌てて付け加える。
「大丈夫、何もしないから。家の方が楽かなぁと思っただけだし、もし心配ならモチロン外でもいいよ!」
この時、僕に多少の下心がなかったかと言われれば嘘になる。けれども本当に疲れていたし、家の方が楽だった、というのは本心だ。
「そうだよね。OK、そしたら家でいいよ。場所教えて」
家はさすがに断るかな?と思っていた予想に反し、陽菜はOKとのことで、すんなり家にきてくれたのだ。
「ごめんね、二度目なのに僕の家で。大丈夫?」
「うん、大丈夫。私おうちご飯好きだから。それに周平さんは、手とか出したりしないでしょ?」
「ははは。もちろん。まだ二度目のデートなのに、女の子に変なことしないよ」
家に陽菜を招き入れ、部屋で二人っきりになり、ふと考える。
普通は警戒するはずなのに、どうして来てくれたのだろうか。家に呼んだのは僕の方なので、誘いに乗ってくれたのは嬉しいが、警戒心がなさすぎる気もする。
「幸せだなぁ。周平さんと一緒にいると楽しい。それにおうちデートもいいね!」

「良かった。どうせ一人暮らしだし、陽菜ちゃんならいつでも大歓迎。暇だったらいつでも来ていいよ」
「本当に?」
嬉しそうにする彼女の反応を見て、ふと考える。果たして本命だったら、僕は二度目のデートで家に誘ったのだろうか。
そして食事を終え、ソファーへ移動してワインを飲んでいるうちに、段々と陽菜に対する気持ちが変わってきた。
「ねぇ、今夜だけは甘えてもいい…?」
「どうしたの?いいけど…」
陽菜としては、何かその先を期待していたのかもしれない。家に来た以上、何かがあるかもしれないことを。
ただ僕にはそのつもりはなく、ちょっと甘えたくなっただけだ。陽菜の膝に頭を乗せて、目を閉じる。
たぶん、大好きな本命の彼女だったら最初からこんなに甘えない。
男はプライドが高い生き物で、気に入られたい女性には少しでもカッコいい自分を見せたいと思う。弱いところはもう少し距離が縮まってから見せればいい。
「周平さんって、いつもこんなに女性に対して甘えているの?」
「ううん。今日だけ。陽菜ちゃんにしか、こんなことしないよ」
だが陽菜のように、何でも許してくれそうな、優しくて都合のいい女子には存分に甘えられる。
なぜなら、別に嫌われても構わないから。
そうかといって嫌いなわけでもないし、どちらかと言うと“アリよりのナシ”だ。
しかし手を出すとなると、面倒くさい。だからこれくらいの距離感がちょうどいい。
特に冬は、人肌が恋しい。誰かとはいたいけれど、陽菜に対してそこまで本気にはなれないと思う僕は、ひどい男なのだろうか…。
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