「勝負欲と非マナーは紙一重」 韓国メディア、19歳MFの退場劇に苦言「感情を統制する能力も…」
レアル戦でラモスの背後から3度キックして一発退場、韓国メディアは今後への悪影響を危惧
バレンシアに所属する韓国代表MFイ・ガンインが、現地時間18日のレアル・マドリード戦で一発退場となった行為は、現在も韓国内で議論のネタになっているようだ。
イ・ガンインはリーガ・エスパニョーラ第29節のレアル・マドリードとのアウェー戦に、後半31分から途中出場。試合終了間際にスペイン代表DFセルヒオ・ラモスを、背後から3回にわたってキックして倒し、レッドカードを提示されて一発退場となった。
これについて韓国の経済・スポーツニュースサイト「韓国スポーツ経済」は、“勝負欲”と“非マナー”をテーマにし、19歳の至宝イ・ガンインが起こした行為の分析と今後への影響について、韓国人記者の視点としてまとめている。
「満20歳にならない若い選手でありながらも、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ほとんど試合に出られなかった。その結果、勝負欲と焦りが出てしまったと思われる。問題は今回の退場による影響だ。今後、彼の出場機会に悪影響を及ぼす可能性が高い。一時は移籍説も浮上し、チーム内での立場は彼にとって、思わしくない状況だ」
また記事では「レッドカードをもらった後、ベンチに戻る場面を見ても失望感が大きかった。中継の画面に捉えられた彼の不満気なジェスチャーと表情を見ても、怒りが収まらない姿を見せていた。イ・ガンインが深く刻み込むべきレッドカードだ」と退場した後のシーンにも触れ、自身の行為を振り返り、反省すべきと伝えている。
U-12時代のコーチも証言 「イ・ガンインは勝負欲が強かった」
さらに、記事では仁川ユナイテッドU-12に所属していたイ・ガンインを指導した当時のコーチにも話を聞いており、「8対8のサッカー大会で負けた時、ほかの選手は泣いていないのにイ・ガンインは大泣きしていた。それだけ勝負欲が強かった」と振り返っている。
ただ、勝負欲や負けん気の強さがあるからといって、ラフプレーが許されるものでもない。
記事では最後に「あれから10年が経ったが、同年代の選手のなかではサッカーの技術は“トップクラス”になった。ただ、より素晴らしい選手になるには、感情を適切に統制する能力も必要だ。勝負欲による意欲的なプレーと、非マナー的なプレーは“紙一重”だ」と締めくくっている。(金 明碰 / Myung-wook Kim)
