野菜室は“トイレ並み”細菌 どう手入れ?

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「家の中で細菌が多そうな場所といえば?」

街で聞いみると――。真っ先に思い浮かぶのが「トイレ」。ところが、日用品メーカー・花王の調査で、ある意外な場所が「トイレの床」と同じくらい注意が必要になるとわかった。その場所というのは…。

花王 生活者研究部・深井尚子室長「意外だったのが冷蔵庫の野菜室」

食中毒の原因となる細菌を含む「腸内細菌科」というグループの割合が「トイレの床」よりも高かった。

この調査にネットでは「気にした事すらないや」「野菜室を掃除しようと思いました」「居ても立ってもいられず野菜室のトレーを洗ってしまった」などの声が。

野菜室にはなぜ、気をつけるべき細菌がいるのか?また、適切なお手入れ方法とは――?

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去年8月〜10月に、花王は一般家庭90世帯を調査。「キッチン周辺」や「冷蔵庫」「トイレの床」など最大24か所から菌を採取し、解析した。

すると、冷蔵庫の「野菜室」には「トイレの床」より細菌の種類が多く、食中毒の原因となる細菌を含む「腸内細菌科」の存在する比率が高かった。それはなぜなのだろうか――?

花王 生活者研究部・深井尚子室長「野菜についた土だとか、そういうものが由来している可能性を見いだした」

土に含まれる菌が野菜と共に持ち込まれた可能性があるという。では、野菜室は日頃どのようなお手入れをすればいいのだろうか?

おそうじ革命 事業部研修課・松原徹課長「僕らは業務用のものを使っていますが、一般家庭ですと、食器洗いの中性洗剤とかそういったもので代用できます」

こちらの業者では準備する物は「中性洗剤」と「タオル2枚」。食器用の洗剤(中性)を使う場合には1リットルの水に、一回し程度入れて薄める。

1枚目のタオルを濡らし絞った後に中性洗剤を吹きかけ、野菜室を拭いていく。このときの拭き方のポイントとは――?

おそうじ革命事業部研修課・松原徹課長「一つの面ごとにきっちり仕上げていくこと。例えば段差があったら、四角で拭いて大枠を拭いてから中をしっかり拭いていく」

汚れをまんべんなく拭き取ることで、汚れの中で繁殖している菌を物理的に取り除くという。そして、もう1枚のタオルで「から拭き」をする。

おそうじ革命事業部研修課・松原徹課長「水分にまじって(細菌が)存在してしまうのでこの水分と一緒にから拭きで取っていく」

では、キレイにした野菜室。その後はどのように使っていけばいいのだろうか?

東京家政大学・藤井建夫客員教授「他の物と触れさせないということですね。それぞれを紙類かビニール袋に入れてから冷蔵庫に入れる」

藤井さんによると、野菜同士が触れることで、傷になったり、菌などが移り、劣化・腐敗が進むため野菜ごとに袋を分けるのが有効という。

意外にも衛生管理が必要だった「野菜室」。日頃からのこまめな掃除が重要となりそうだ。