鹿児島県いちき串木野市は8日、ふるさと納税の返礼品として贈った牛肉について「半分以上が脂身だった」などの苦情を受け、寄付者に謝罪したことを明らかにした。

 市は「品質管理について業者と連携を密に取り、再発防止に努めたい」としている。

 市食のまち推進課によると、問題となったのは1万円の寄付に対する返礼品の「A4等級鹿児島県産黒毛和牛肩バラスライス(1キロ)」。2018年10月から返礼品に加えられ、1か月弱で約2万件の申し込みがあったが、鹿児島市の委託業者から「配送が追いつかない」と相談があり、同11月14日に受け付けをやめた。

 同12月頃から「配達が遅い」「ほとんどが脂身」などの苦情が相次ぎ、今年4月までに100件を超えた。委託を受けた業者は読売新聞の取材に、「少人数で作業しているため、検品作業がおろそかになった。申し訳ない」と謝罪した。

 ふるさと納税を巡っては、宮崎県美郷町も6日、返礼品の牛肉の一部が脂身の多い粗悪品だったとして、ホームページで謝罪している。