ー年収1,000万円では、都心で豊かな暮らしを求めることはできない。

結婚後も都心暮らしを視野に据える賢い女性なら、肌感覚として誰もが知っていること。

現実的には年収2,000万円以上あれば...そう考えつつ、年収3,000万円と聞けば浮き足立つ女がいる。

国税庁の「民間給与実態統計調査」から推計すると、年収3,000万以上を稼ぎだすのは、約500人に1人以下。人口の0.2%程度。

そんな経済的に恵まれた男性の妻の座を獲得したのは、一体どんな女たちなのだろうか。

その婚活戦略や結婚後の実態をお届けする。

これまでに、年収1,000万では暮らせないと嘆く真美、同期が偶然御曹司だった麻衣、慶應幼稚舎出身のエリート夫を特別枠で手に入れた典子、正常な金銭感覚を持つ夫に惹かれた杏菜などを紹介した。今週は?




【今週の年収3,000万の夫を持つ妻】

名前:さやか(31歳)
夫の職業:投資会社経営(35歳)
夫の年収:3,000万
結婚前の職業:弁護士
住まい:南麻布


能ある女は良き旦那を得る


さやかは国際弁護士である。横浜出身で地元の高校を卒業後ニューヨークへ渡り、現地のロースクールへ通って弁護士資格を取得した。

そんな華やかな経歴に負けず劣らず、目鼻立ちがはっきりしており長いまつ毛も印象的。まさに才色兼備という言葉がふさわしい女性だった。

「夫の英治とは、同期の紹介で知り合いました。」

会った時から意気投合し、すぐに付き合いを開始したそうだ。

さやかの夫である英治はワシントンにある大学を卒業後、外資系投資銀行に入社。現在は独立して投資会社を経営している。

夫婦の年収は4,500万から5,000万。これだけ聞くと入る隙もないほどの、あまりにも完璧な夫婦である。

しかし二人の結婚は熱望した結果ではなかったと言う。そもそも結婚願望がなかったさやかは、事実婚でも良いと思っていたそうだ。

「私の方から結婚を迫ったことは一度もありません。結婚するメリット、デメリットを考えた時に、メリットの方が上回ったので、籍を入れた。ただそれだけのことです。」


上位数%の男性が求めるのは、自分より稼いでいる女性?!


夫の年収(3,000万)は当てにしない


さやかの話を聞いていると、英治がさやかに惹かれたのは当然のことのように思えてきた。

「年収3,000万以上の男性は、当たり前かもしれないけれど冷静で、客観的。ただ綺麗なだけの女性の、うわべの市場価値にはあまり興味がなく、10年後の資産価値の方を見ている気がします。」

賢い男性は、頭の弱い女性に対して意外に冷酷である。

一定以上の教育を受けてきた男性は相手にも自分と同レベル、もしくはそれ以上のバックグラウンドを求める。

専業主婦希望よりも自立している女性の方が好まれることは言うまでもない。

「決して、男性陣は自分以上に稼げと言っている訳ではないんです。ただ、その女性と結婚することによっていかに自分自身にもメリットがあるのか。それを相手に明確に描かせてあげるこのできる女性が、妻の座を獲得するのかなと。」

英治にとって、さやかの魅力は外見だけではなかった。

10年後も落ちない、むしろ価値が上がるであろうキャリアなどの要素を見ていた。




女性は家を守り、男性が外で稼ぐと誰が決めた?


「今は女性も社会で活躍できる時代。若くして成功を収めている女性も非常に多い中、彼女たちは結婚市場でも勝ち組です。」

“仕事はしなくて良いから、家庭を守ってほしい”。稼ぐ能力がある男性に限って、そう願う人の割合は減っていく。

「金額ではないんですよね。自分の好きなことをして働いている女性の方が輝いて見える。そんな姿を見たいそうですよ。」

特に外資系に多い、海外経験が長い人たちに、この傾向はより強く見受けられる。

彼らは妻がずっと家にいて家庭を守るというよりも、夫婦で稼ぎ、二人で豊かな生活を追求していく方が良いと考えている。

また意外かもしれないが、そのような男性陣は、女性の美に対し、そこまで重きは置いていない。

「賢い男性は、女性の美しさなんて一過性のものに過ぎないと知っていますから。」

いつか朽ち果て、価値が落ちていく外面的要素よりも、価値が上がっていく内面的要素を見ているのだ。


女磨きの前に内面を磨け?婚活女子に多い、見当違いな努力


婚活女子に多い“自分磨き”の勘違い


結婚したい女子によく見受けられる“お料理教室”通いや、SNS上での“キラキラしたリア充生活”アピール。

それらは全て無意味だとさやかはバッサリと切り捨てる。

「料理ができる女性が好き、何て言う男性もいますが、料理なんてやろうと思えば誰でもできます。コースで出てくるようなフランス料理を、家で食べたい男性なんてどれくらいいますか?」

確かに、年収3,000万の層は高級フレンチレストランにいつでも行ける。美味しい店も知っているし、舌も肥えている。

彼らはそんなレベルの料理を家庭には求めていない。

「料理を習う前に、英会話など自分の身になることを勉強した方がよっぽど有効かと思うのですが...」

男性の年収が上がるにつれ、社交場に出る回数も増える。

男性としては、どんな場面に出しても恥ずかしくないような“知性と教養”を、妻となる女性には求める。

「ただ若いだけ、可愛いだけの女性は、一緒にいる男性の恥にもなる。中身が空っぽの女性に魅力はないから。」




夫同士の“嫁比べ”。勝つのは中身のある嫁


そして何より、美だけを唯一の武器にしているような女性は、結婚後も無駄な支出が増えると男性は知っている。

「毎月美容代に20万も費やされるような中身のない綺麗な女性と、外見は一定レベルでも、自力で月50万稼いで家庭を支えてくれる女性。どちらが良いかは一目瞭然ですよね?」

男性側の年収が上がるにつれ、女性に求める理想も高くなる。それはまぎれもない事実だろう。

しかし彼らが求めているのは意外にも外見が全てではなく、それよりも普遍的な価値のあるもの、お金では買えず、一朝一夕では身につかない価値を大切にしていた。

「夫同士で“嫁比べ”があるそうですよ。その際に、最も低い位置に見なされるのが、ただ可愛いだけの、トロフィーワイフと結婚した男性だとか...」

女性が、若さと外見を売りにできる期間は僅か一瞬である。

【これまでの年収3,000万の夫】
Vol.1:”年収1,000万ゴール”説の嘘。それっぽっちじゃ都心で暮らせない
Vol.2:ただの同期がまさかの御曹司。無垢な心で掴んだ計算ずくの勝利
Vol.3:亭主稼いで留守がいい。夫が稼ぐほど、妻の愛は他へうつろふ
Vol.4:慶應幼稚舎出身・年収3,000万の夫。凡女子が入れぬ“特別枠”を6歳で手にしていた妻
Vol.5:飾りじゃないのよ、年収は。夫の実情を知らなかった妻の大誤算
Vol.6:損して得とれ。割り勘に拒否反応を示す傲慢な女ほど損をする
Vol.7:「こちら側にきたら可哀想」年収1,000万夫の妻を気遣う、年収3,000万夫の妻
Vol.8:「伴侶は25歳までに決めるべし」祖母の教えを守り、手に入れた年収3,000万の夫
Vol.9:ゼロか100の勝負に挑んだ妻。年収500万の夫の夢と将来に賭けた想い
Vol.10:傷を舐め合う女子会は無駄なだけ。女の友情を捨てた先に、年収3,000万の夫あり
Vol.11:毎月増え続ける靴と鞄。弱った時に攻め落とされ、妻に搾取される年収3,000万の夫
Vol.12:未だに残る良家の許嫁制度。年収3,000万の夫をゆるりと掴んだ東京出身のお嬢様
Vol.13:「年収3,000万?低いわね」永遠に中の上クラスから抜け出せない妻の、終わりなき葛藤
Vol.14:年収3,000万の家計簿。真のリッチ層は気付いていた、本当に豊かな人の出費ルール