ロボット開発にかける情熱によって、日本では肌の質感も表情も人間そっくりの人型ロボットが登場するまでになった。中国メディアの今日頭条はこのほど、「ロボット技術の比較:日本はこんなにも中国をリードしている!」と題する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 ロボット開発にかける情熱によって、日本では肌の質感も表情も人間そっくりの人型ロボットが登場するまでになった。中国メディアの今日頭条はこのほど、「ロボット技術の比較:日本はこんなにも中国をリードしている!」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、ロボット分野において「今のところ世界をリードしているのは日本」だと紹介。日本人は人型ロボットに対して熱い情熱をかけていると伝えつつ、日本のロボット産業には「極めて重厚な工業的基礎が存在するため、強いのだ」と論じた。

 例えば、日本を代表するロボットとしては本田技研工業のASIMOが挙げられるが、記事は「聴覚と視覚を備えており、個人の表情を識別したり言語を聞き分けたりすることができる」と紹介。さらに、ASIMOが手足を複雑に動かして、瓶のふたを開ける、手話を使う、最高時速9キロメートルで走ることもできるとその能力の高さを評価。本田技研工業が長年培ってきた技術力の賜物であるとしたうえで、日本がロボット産業をリードできる背景にはやはり「技術力」があると論じた。

 日本の有名なロボットといえばもう1つ、2015年のCESで東芝が開発した美人女性の人型ロボットがある。記事は、彼女は手話によるコミュニケーションを実現させ、世界最高レベルの表情によるコミュニケーション能力を持っていると紹介し、43の気圧伝動装置により、静かに素早く滑らかな身体運動を可能にしたと説明した。

 記事では、日本企業の何十年にもわたるハード面での技術蓄積を考えると、人型ロボットでこのような業績を残していることは「納得」であるとし、日本の機械工業と電子工業の発展レベルには感嘆させられるとした。しかし、「日本はロボットの外観に執着し過ぎて中身をおざなりにしているのではないか」と疑問を投げかけ、「米国は中身、つまり人工知能の方面で日本をリードしている」と主張した。

 たとえば、IBMが開発した「ディープブルー」は、1997年に当時のチェス世界王者を破ったことや、グーグルの子会社が韓国のプロ棋士・李世ドル氏に勝利したことを挙げ、米国企業の人工知能開発における優位性を強調した。一方の中国は、「技術の蓄積で劣勢」であり、人型ロボットでは日本より遅れており、人工知能開発においても米国より遅れていると指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)