2日、テレビ朝日「中居正広のミになる図書館」では、DDTプロレスリングや新日本プロレスで活躍するプロレスラー・飯伏幸太がゲスト出演。番組では様々な分野の専門家達が語る“知らなきゃ良かった”雑学が紹介された。「激闘のウラに隠された(秘)真相」と題し、飯伏が聞かされたのは「アドレナリンの知らなきゃ良かった」というものだ。

「(試合中に)覚醒しますね。記憶がなくなります。テンションが上がり過ぎて試合が終わってコスチュームのままホテルにいたり。4〜5分くらいかなと思ったら4〜5時間経ってたり」。ある試合後の様子をこう語った飯伏は、実際に覚醒した試合の一つとして中邑真輔戦を挙げた。

その試合中、中邑の強烈な蹴りによって“覚醒した”飯伏は掌打にナックルパート。強烈なラリアートを叩き込んでいる。「グー(拳で殴る)は反則なんで。やってる時は分からないです。でも観ると思い出す時はあります」などと振り返った。

だが、その実態は――。番組に登場した脳神経外科医の菅原道仁先生は、この原因について「試合中の記憶がないのはテンションが上がってアドレナリンが出過ぎて覚醒していると思っているようですが・・・」と前置きすると「スポーツ選手がゾーンに入ることはある。集中し過ぎて記憶がないっていうのはよくあること。だけども飯伏選手のように4時間も覚えてないっていう事は脳震盪の可能性が高い」と説明した。

さらに菅原先生が「必ず格闘系のスポーツにはリングドクターが必要」と続けるや、なんと飯伏は「リングドクター適当なんですよね。僕らのリングドクター、産婦人科の先生です」と衝撃の告白。これを聞いた中居は「知らなきゃよかった」と苦笑いを浮かべた。