知る人ぞ知る、あの伝説の怪奇漫画家・日野日出志氏が73歳にして初めて絵本作家に挑戦した。1960年代から90年代にかけて漫画雑誌『ガロ』『少年画報』『少年サンデー』を中心に、『蔵六の奇病』『地獄変』『毒虫小僧』など数々の名作を残し、読者に数々のトラウマを植え付けてきた日野氏。“怪奇と叙情”をテーマに描かれた作品は、どれもおどろおどろしい描写でありながら、主人公の悲哀を描くストーリーには誰しもが共感を覚え