川崎フロンターレの大久保嘉人 (撮影:二宮渉/フォート・キシモト)

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いよいよワールドカップに挑む日本代表の発表が近づいてきました。ゴールデンウイークの連戦を見て、僕はザッケローニ監督に3人の選手を推薦したいと思います。

まず鳥栖の豊田陽平。ここ3試合はゴールという結果を出していません。ですが、フィジカルの強さは折紙付。前線でのポストプレーで起点になれる選手です。加えて豊田は90分間、献身的に守備をすることができます。前線から豊田ほど追い回せるFWはいません。

高さも強さもあり、守備でも活躍できる。途中投入されてゴールを狙うのはもちろん、相手守備陣を追い回せますし、守る場面でヘディングを生かすこともできます。2つのことをこなせるという意味で、豊田はユーティリティプレーヤーなのです。

続いて川崎の大久保嘉人。去年からコンディションはいいですし、モチベーションも高い。さらに川崎ではFWとしてプレーしていますが、中盤としても質の高いプレーを見せることも可能です。精神的にも技術的にも計算できる1人であることは間違いありません。南アフリカ・ワールドカップにも出ているという経験も貴重です。

最後に川崎の中村憲剛。大久保とのコンビも魅力ですし、海外組とは違うタイプというのもチーム構成のうえで重要な要素になると思います。ゲームを組み立てて他の選手を生かし、チームを落ち着かせられるというのが、中村の魅力です。

ボランチにはボールを奪いに行くタイプの選手も考えられます。ですが、中村はボールホルダーとしてリズムを作り、ボールキープしながら時間を使えます。押し込まれたときにはね返すのではなく、中村がいれば主導権を握りながらゲームを終わらせることができると思うのです。

この時期にチームに加える選手に重要なのは何か。若い選手はチームに勢いを与えてくれるでしょう。ですが、ベテランは若手よりも試合に出したときのパフォーマンスが計算できます。経験値をチームに加えるためにも、ぜひこの3人を推薦しておきたいと思います。