ザッケローニ監督に推薦したい国内組3選手
まず鳥栖の豊田陽平。ここ3試合はゴールという結果を出していません。ですが、フィジカルの強さは折紙付。前線でのポストプレーで起点になれる選手です。加えて豊田は90分間、献身的に守備をすることができます。前線から豊田ほど追い回せるFWはいません。
続いて川崎の大久保嘉人。去年からコンディションはいいですし、モチベーションも高い。さらに川崎ではFWとしてプレーしていますが、中盤としても質の高いプレーを見せることも可能です。精神的にも技術的にも計算できる1人であることは間違いありません。南アフリカ・ワールドカップにも出ているという経験も貴重です。
最後に川崎の中村憲剛。大久保とのコンビも魅力ですし、海外組とは違うタイプというのもチーム構成のうえで重要な要素になると思います。ゲームを組み立てて他の選手を生かし、チームを落ち着かせられるというのが、中村の魅力です。
ボランチにはボールを奪いに行くタイプの選手も考えられます。ですが、中村はボールホルダーとしてリズムを作り、ボールキープしながら時間を使えます。押し込まれたときにはね返すのではなく、中村がいれば主導権を握りながらゲームを終わらせることができると思うのです。
この時期にチームに加える選手に重要なのは何か。若い選手はチームに勢いを与えてくれるでしょう。ですが、ベテランは若手よりも試合に出したときのパフォーマンスが計算できます。経験値をチームに加えるためにも、ぜひこの3人を推薦しておきたいと思います。
関連情報(BiZ PAGE+)

1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。
