アトレティコ・マドリーは22日のチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグでチェルシーと対戦する。1974年以来となる決勝進出を目指すディエゴ・シメオネ監督は、冷静に次のように話している。

「拮抗した難しい準決勝になるだろう。ディテールで勝負がつくだろうね。決め手となり得るクオリティーを引き出すのに、チームワークが非常に重要になるだろう」

「我々の特長は似ている。それぞれのリーグで失点が少なく、ともにディフェンスが強くて、縦へのカウンターができるチームだ。そして、それぞれセットプレーが危険だね。我々はこういった特長でタイトルを争っているんだ」

アトレティコはリーガ制覇も夢でなくなっている。だが、シメオネ監督はこのようにブレーキをかけた。

「今の我々はこの試合のことだけを考えている。自分たちの長所と弱点は分かっているよ。ライバルたちのことはリスペクトしている。だが、我々は自分たちのことだけに集中しているよ」

チェルシーからレンタル中のGKティボ・クルトゥワは、直接対決で起用できないという契約条項から、スタンド観戦になる可能性もあった。だが、UEFAが組み合わせ抽選の直前に出場可能と発表している。ロンドンからは脅しがかかっているとの噂もあるが、シメオネ監督はこう話した。

「彼はとても気合が入っているようだよ。チームメートたちと同じでね。彼を使えないとは誰からも言われていない」

チェルシーFWフェルナンド・トーレスにとっては、自身が育ってキャプテンを務め、シンボルとなった古巣との初対戦だ。シメオネ監督は同選手について、次のように述べている。

「彼はこのクラブの息子だ。彼もこのクラブを愛している。素晴らしい思い出があるんだ。試合前後に我々の観客はトーレスにスタンディングオベーションを送ると思う。彼はそれに値するんだ。彼は常に我々アトレティコの一人だよ」