かつて、母国の代表チームに招集されることは、名誉であり野心だった。だが、1カ月前にカメルーンサッカー連盟に対して告発したFWサミュエル・エトーにとっては、悪夢となっている。トーゴとの試合のためにカメルーン代表のキャンプにいる同選手は、チームのメンバーからは離れて生活しているというのだ。彼は、連盟から害されることを恐れている。

エトーはチームメートとともに食堂に行くが、食事はしないという。地元メディアによると、部屋で食事をとり、大半の時間を部屋で過ごし、練習以外で出てくることがないそうだ。エトーは「連盟は僕を殺したがっている。死の脅迫を受けて、護衛をつけている。チームメートと食事しないのは、毒が入っていることを恐れているからだ」と説明している。

エトーは2月にも、「連盟からの代表ユニフォームは着ない。スポンサーに直接頼んでいる。食べ物の毒を口にしないように、チームメートとは昼食を一緒にしていない」と明かし、カメルーンサッカー連盟の怒りを買っていた。

エトーが代表招集に応じるのは、「(ジャン・ポール・)アコノ監督との友情」からでしかないという。だが、水や食べ物、シャツなど、練習に必要な物はすべて自分で買っているそうだ。チームメートともあまり話さず、地元メディアによると、多少でも言葉をかわすのは、ジャン・マクーンとベノワ・アングブワだけという。