27日のボローニャ戦で3−3と引き分けたローマ。ワルテル・サバティーニSD(スポーツディレクター)は28日、ズデネク・ゼーマン監督の進退について言及し、不満を表している。

「(次節が行われる)金曜以降も考えていくだろう。だが、金曜の試合に負けたときに、新監督が来るかどうかと聞かれても、私は答えたくない。我々は考え直す時期にあり、監督ともそれについて話していくということだけ言っておく」

「ゼーマンをローマに連れてきたことをミスとは思っていない。ゼーマンは我々にとても重要なことも与えてくれ、クラブはそれを喜んでいる。彼はローマにもたらすべきことをもたらした。次は、それの付随するほかのことと、とてもうまくミックスさせなければいけないんだ」

「物事がうまく一致しないときもある。そして、物事は一致させなければいけない。最大限の仕事をして、結果が出なければ…私は考えなければいけないだろう。ゼーマンの後任候補? いや、候補は見ていない。私には毎日監督たちをチェックするスタッフたちがいる。それはプロとしての義務であり、クセだ。我々は常に周囲を見回している」

「ローマには普通の、だがカリスマがある指揮官が必要だ。重要な何かをつくれるように、自分の周りで仕事をする全員を納得させられるような指揮官がね。一人の選手の一人の監督に対する意見を聞いたことはない。幹部はチームと相談してはいけない。気持ちをうかがわせる反応を見ることはあっても、監督を選んだり、追いやったりするのに選手たちと相談するのは、やってはいけないミスだと思う。私がそれをしたことはない」

「一つの決定を止めたり、変えたりするのに、ちょっとしたことで十分なんだ。我々は理解しようとしている。監督とも話し、彼が何を考えているかを理解しながらね。我々はこの状況を抜け出したい。今日の午後もゼーマンと話す」

「ローマはゼーマンが必要としていたすべてを与えたと思う。すべて一致してね。例外が(ヴァシリス・)トロシディスだ。いずれにしても、ゼーマンは知っていたがね。彼には『あなたの理想のサイドバックではないかもしれないが、彼は我々が必要とする信頼を与えてくれる。1992年生まれのボリビアの変わった選手を獲得することはできない』と言った。彼は喜んで受け入れたよ。それ以外はすべて一致して、満足してやってきた」

「『解任』という言葉? 我々はその言葉を使っていない。それはメディアが使っているんだ。ルイス・エンリケもその言葉に追い回された。私がここにいるのは、ゼーマンを解任するためではない。ゼーマンが解任されるのかと聞かれれば、私はノーと答える。何をしたいのかと聞かれれば、修正したいと答える。いくつかのことを正さなければならず、その時間はまだある。どうやるかは、見ていこう。解任という言葉を発してはいない」

「我々は研究しているところで、ゼーマンを解任する前に下せる決断はたくさんあるはずだ。全員がそれぞれの責任を負えば、第2次ゼーマン政権となるだろう。すでに我々はゼーマンに感謝しなければいけないことがある。何人かの選手をデビューさせたことや、大きく改善させたことなど、たくさんある。リーグ最高の攻撃も同じだ。ただ、ゆがんだ歩みを修正するだけの余地があるかを理解しなければいけない」

「ゼーマンの前に挙がった候補? いくつかは事実で、いくつかは事実ではない。普通のことだ。話が出て、理解しようとする。ここで指揮を執る特長を持つ人たちも、そうじゃない人もいる。何が起きても、私はゼーマンを選んだことを決して後悔しない。彼は選手たちに多くを与えた。彼とローマの歴史にとって、非常に重要なことだ」

ローマのフランコ・バルディーニGM(ゼネラルマネジャー)は、ボローニャ戦の前に「チームのクオリティーは7位以上のものだ」と話していた。だが、ローマは今や8位だ。ここ6試合でローマは勝ち点5しか挙げていない。勝ったのはミラン戦だけだ。これより悪い成績は、パレルモとシエナ、アタランタだけである。監督交代はまったく冒険的な考えとはならないだろう。アルベルト・マレザーニにはすでに“合図”が送られている。