20日のセリエA第21節でボローニャと対戦するミラン。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は補強ではなく、ボローニャのことを考えている。順位を上げたければ、これ以上勝ち点を落とすことはできないからだ。

アッレグリ監督は前日会見で、「カカーのことに気を取られてはいない。明日の試合では勝ち点3が必要だからだ」と強調した。MFデイビッド・ベッカムについては、「私が加入に反対というのは事実ではない。彼が素晴らしい選手であるのは知っている。だが、年齢が助けにならないことも分かっているんだ。クラブは若手重視の重要な路線を取り、そこに大きな補強をするかもしれない。カカーかもしれないね。(マリオ・)バロテッリ? 交渉はカカーのものだけだと思う」と続けた。

アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は19日、カカーの復帰は「大変、大変、大変だ」とコメントしている。同代表取締役は「全員の大きな努力が必要だ。リッキーの犠牲によるところが大きい。獲得できれば、彼がレアル・マドリーへ行ったときからいなくなった1万5000人がサン・シーロに戻るだろう」とつけ加えている。

また、アッレグリ監督は自らの去就について、次のように語った。

「私はミランと契約を結んでいる。会長とは常に最高の関係だ。話すとき、彼は冷静だし、チームのことを聞いてくる。私にはそれで十分だ。私をここに連れてきて、契約を延長したことで、信頼は示してくれた。私はミランに集中している。会長にはほかに考えることがあると思う」

だが、シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長がペップ・グアルディオラ氏の招へいを試みたことは周知のとおりだ。

「スタジアム、クラブ構造、財力から、世界で最も重要なリーグの一つとなり得るリーグを彼は選んだ。みんなの虚をついたね。再び勝負の場に出るというのは、決して楽な選択ではないんだ」

ボローニャのステファノ・ピオリ監督はミラン相手に勝負しようと望んでおり、アッレグリ監督もそれはよく分かっている。フォーメーションについて、指揮官はこのように述べた。

「残念ながら、(サリー・)ムンタリはほかにもテストが必要だ。(リッカルド・)モントリーヴォはディフェンスラインの前でプレーする。攻撃陣は検討が必要だね。(ジャンパオロ・)パッツィーニは先発で起用する。(ステファン・)エル・シャーラウィも先発だろう。2、3試合でゴールがないことはあり得るさ。明日はゴールが戻ることを願っている。だが、ゴールに固執してはいけない。彼が20歳でしかないことを忘れてはいけないよ。ロビーニョはまだ判断が必要だ」

「ディフェンスは(フィリップ・)メクセスと(クリスティアン・)サパタが中央、左サイドは(ケヴィン・)コンスタンで右サイドは(マッティア・)デ・シリオか(イニャツィオ・)アバーテだ。大事なのはバランスと注意力だよ。サンプドリア戦ではメクセスが(マウロ・)イカルディにゴールを許しかけた以外、我々の守備はうまくいった」