プロレスラーの大仁田厚が、11月6日に後楽園ホールで行われたZERO1で第64代横綱・曙と因縁の再戦を果たした。勝負は大仁田の圧勝という形になったが、曙は急性肺炎による休養からの復帰戦だった。大仁田は試合後のブログで、今回の曙戦について本音を明かしている。

大仁田厚と曙は、8・26横浜文化体育館大会で“ノーロープ有刺鉄線バリケードマットダブルヘル・メガトン電流爆破デスマッチ”にて対戦している。試合は曙が勝利したが、その後間もなく急性肺炎により入院しておりデスマッチの疲れが溜まったのではと推測も飛んだ。

その因縁の2人が11・6ZERO1後楽園ホールで再戦したのである。曙にとっては長期欠場からの復帰戦でもあった。今回は大仁田が提案した“デンジャラス・スペシャル・ランバージャック・デスマッチ”という形式で行われている。

勝利した大仁田は、試合後の会見で曙に対して「まだ病人じゃねえか」と言い放った様子が報道されたが、彼は『FIREブログ』でその日の夜に本音とも思える心境を明かした。大仁田は「勝ったことは嬉しいが、素直に喜べない自分がいる。病み上がりが響いているのか? 心配だ…」と記しており、曙本来の力が発揮されなかったことを痛感しているのだ。

曙と大仁田は体格や年齢から見ても大仁田に大きなハンディがあるが、彼が人生を賭けてきたデスマッチで対戦することで勝利を手繰り寄せることができるのだろう。この日も有刺鉄線バットと赤い毒霧を使い曙を追い詰めたのである。

一方、デスマッチに慣れない曙は納得がいかずに再戦を申し入れている。大仁田厚もそれを受けて2月に電流爆破のデスマッチで再戦することを宣言した。1勝1敗となった2人の因縁の対決は、次の試合で決着がつくのだろうか。その頃には曙も体調を回復しているはずで、見応えのある試合になりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)