柔術を代表する戦いから、スポーツエンターテインメントとなったMMAで戦い続けてきたムリーロ・ブスタマンチが、波乱の大会で現役生活のピリオドを迎えた

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3月31日(土・現地時間)にブラジルのマナウス、アレナ・アマドゥ・テイシェイラで行われたAmazon Forest Combat02。ムリーロ・ブスタマンチの引退試合がメインで行われた同大会、日本から石井慧が出場しティエリー・ソクジュと対戦する予定だったが、石井の体重超過で試合はキャンセルとなった。

石井はビザの発給が遅れたことにより、木曜日に現地入りする予定がフライトを3便逃し、現地入りできたのが大会開始の12時間前。その上、ロストバッケージで着の身着のままのマナウス到着だった。

到着した時点で、体重が100キロあった石井に対し、ソクジュは98キロまで落とせば試合に応じるという見解を示していたが、旅の疲れもあった石井は減量(というよりも、対戦そのもの)を拒否、プロモーター側も石井の判断には困惑しきっていたそうだ。

上記はブラジルサイドからの情報だけに、石井がどのような状態だったのか、現時点では明らかとなっていない。ビザ発給の遅れは、石井のマネージメント・サイド、あるいはプロモーション・サイド、どちらに原因があるのか。

そして、ブラジル入りが遅れようが、試合が近づいている状態で、飛行機の旅があるなか、石井は水抜きで楽に落せる状態まで、体重を落としていなかったのか。現地入りが大会直前で、荷物を紛失した状態で試合をすることが難しかったことは想像できるか、それ以前にビザが遅れている間の両者のコミュニケーションなど、既に問題は起こっていたと考えられる。

石井×ソクジュ戦以外にもカード変更が多く見られたAFC第2回大会だったが、引退試合に挑んだムリーロは、判定3-0でデイブ・メネーを下し有終の美を飾っている。

石井欠場、Amazon Forest Combat02主要試合結果はコチラ