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 生成AIの利用者が急激に増えている。NTTドコモ モバイル社会研究所が全国の15歳〜69歳を対象に調査し、4月に公表したデータによると、生成AIの利用率は2026年2月時点で51%に到達。2025年2月時点の27%からほぼ倍増し、初めて過半数となったという。「近年は生成AIを積極的に取り入れる企業が増えている」と語るアドネスの三上功太氏にAI事情を伺った。
◆急成長を遂げる生成AIが業務を代行

 アドネスは、社会人向けリスキリング教育サービス「スキルプラス」や、組織マネジメントAIプラットフォーム「Addness」を展開する企業。代表取締役社長の三上氏は、「ちょっと前までは考えられないようなスピードで、生成AIが業務を代行してくれるようになりました」と話し、次のように続けた。

「たとえば、デザイナーが1週間かけてデザインするような画像を5分で仕上げたり、ライターが1週間かけて書くような文章を1時間でまとめてくれたりします。生成AIの進化は日進月歩であり、1か月に1度のペースで大きな進化がある。これまでできなかったことがどんどんできるようになっています」

 生成AIの進化を裏付けるニュースも。AIベンチャー・ライフプロンプトの分析によると、2026年に実施された東大と京大の入学試験問題をChatGPTに解かせたところ、合格者の最高得点を上回り、首席合格を果たしたという。2024年の東大入試では全科類不合格だったにもかかわらず、わずか2年でトップ合格を果たした。

◆ビジネスからクリエイティブまで多彩な生成AIが活躍

 生成AIを活用している企業では、どのような生成AIが使われているのだろうか?

「ひと口に生成AIと言っても、用途に応じてさまざまなタイプがあります。テキスト生成はChatGPTやClaude、画像生成はBanana Pro、動画生成はVeo 3.1などがメジャー。あとはテキスト生成の延長ではありますが、コード生成ではClaude Code、Codex、Cursorなどが使われています」

 企業が生成AIを本格的に導入するようになったことで、アドネスが運営するスクールの生徒数は増加傾向にあるという。

「生徒は老若男女を問わず、幅広い世代の方がいますが、特に多いのは30代から40代の会社員。生成AIの加速度的な進化に対して、キャッチアップしなければならないという危機感から駆け込むケースが多いのではないかと感じています」

◆生成AIを使った副業で月100万円稼ぐシニア世代も

 生徒の中には、生成AIを活用することで結果を出している人が多いとも。

「たとえば、ゲームメーカーに長年勤務していた40代男性の方は、独立後に弊社のスクールへ入学し、生成AIにタスク管理を任せることで、物販で年商3億円を達成できたと聞いています。

 この方は、生成AIに関して詳しいわけではありませんでしたが、生成AIを使って何を実現したいのか。目標を設定したうえで、目標達成のためにやるべきことをステップごとにきちんと実行できたからこそ、早く結果を出すことができました」

 また、生成AIを本業だけではなく、副業に活用して成功している生徒が少なくないという。

「62歳の男性の方は、広告で見たのをきっかけに生成AIを学びたいと入学してきました。これまで副業の経験はなかったそうですが、2か月ほどで企業向けに生成AI活用トレーニングを販売するレベルになり、月100万円の収益化に成功しています。

 生成AIを教えるというビジネスモデルのほかに、生成AIを使ったライティングやSNS運用などの副業で成功している生徒は多い。早い方で1か月、遅い方でも半年程度で、80%以上が収益化に成功しています」

◆生成AIは実際に使って理解を深めることが大事

 生成AIについて学ぶならスクールに入るか、生成AIの活用水準が高い企業に転職するのがオススメだという。