李大統領「遺骨奉還、韓米同盟の熱い証拠」…9日から欧州歴訪
李在明(イ・ジェミョン)大統領は5日、「誰であれ祖国のために捧げた命が忘れられたり背を向けられたりしないようにすること、それこそが国家が当然果たすべき道理であり、国家の存在理由だと信じる」と述べた。李大統領はこの日、ソウル空港で開かれた韓米6・25(韓国戦争)戦死者遺骨相互奉還式に出席し、「我々はこの方々を『大韓民国の英雄』という最も名誉ある名前で永遠に記憶する」としながら、このように明らかにした。韓米両国はこの日、身元未詳の韓国軍戦死者の遺骨10柱と米軍戦死者の遺骨3柱をそれぞれ本国に奉還した。
李大統領は同日の追悼の辞で「英雄たちの崇高な犠牲のおかげで我々は自由と平和を守り抜くことができた」とし「その英雄たちを完全に故郷へと送り返すことこそ、生き残った我々が果たすべき歴史的責務だと信じる」と述べた。続いて「残念ながら彼らの名前は最後まで確認できなかったが、だからといってその方々の崇高な犠牲の重みが決して軽くなるわけではない」とし「祖国を守った英雄が故国の懐で安らかに眠れるよう、最後の一人の身元が明らかになる日まで、遺伝子鑑識と追跡を続けていく」と約束した。
李大統領は「今日の奉還は、参戦勇士の血と献身の上に築かれた韓米同盟をより深く強固なものにする意義深い里程標」とし「自国の勇士だけでなく同盟国の勇士まで探し出して家族のもとに戻す努力は、血で結ばれた韓米同盟の最も熱い証拠」と強調した。また「数十年の歳月が流れても戦場での約束を守り抜く信頼、それこそが韓米同盟を支えてきた根幹」とし「韓米両国が手を取り合って揺るぎなく未来に向かって進めば、この地に完全な平和が定着し、相互繁栄という花を大きく咲かせることができると確信する」と強調した。
相互奉還式に先立ち、韓国軍の遺骨10柱を載せた輸送機はKF−21やF−35A戦闘機の援護を受けながら会場に到着した。李大統領は韓国軍・国連軍・米軍代表の遺骨引き渡し署名式などを終えて焼香した。その後、韓国軍代表の遺骨1柱には名前と家族を必ず見つけ出すという意志を込めた「無名軍番札」を、米軍代表の遺骨1柱には「アリランスカーフ」を授与した。青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)は「1952年当時に参戦した米軍兵士が母親の健康を祈りながら作って送ったスカーフを再現したもの」と説明した。李大統領は遺骨を載せた霊柩車が出発するまで挙手敬礼した。
◆李大統領、G7首脳会議出席のために9〜18日欧州歴訪
李大統領はフランスのエビアンで開催される主要7カ国(G7)首脳会議に出席するため、今月9〜18日に欧州を訪問すると、青瓦台の魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長が5日伝えた。李大統領は9日(以下、現地時間)、ベルギーのブリュッセルでデウェーフェル首相と首脳会談を行い、フィリップ国王と面談する。10日には欧州理事会のアントニオ・コスタ議長、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長と会談する。11〜13日にはイタリアを国賓訪問し、マッタレッラ大統領、メローニ首相とそれぞれ会談する。14〜15日にはバチカン教皇庁を訪問して教皇レオ14世と面談し、16〜17日にエビアンG7首脳会議に出席した後、帰途に就く。
魏室長は「韓国は2年連続でG7会議に出席し、グローバル責任強国としての地位がさらに強まると期待される」とし「グローバル不均衡、核心鉱物、デジタル、麻薬など国際社会の脆弱性を解決するためのG7の努力に加わり、2028年のG20議長国として関連議題の協力を継続して主導し、世界経済・社会だけでなくわが国の国益にもなる具体的な成果を創出する予定」と述べた。トランプ米大統領との会談の可能性について、青瓦台関係者は「推進する可能性があるが、現時点で具体的に合意したものはない」と話した。
