【難読漢字】地名当て「乙訓」 古代では政治の中心地でした

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全国には数多くの難読地名が存在します。うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをした人も多いはず。

本コーナーでは、読み間違いが多い難読地名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。

文、画像/おと週Web編集部

【何問わかる? 過去に出題された難読漢字の読み方に挑戦!!】

あなたは読めますか?

「乙訓」という漢字を読めますか。「訓」をどう読むか。

難易度:★★★☆☆

■難読漢字、地名編の正解はこちら

正解:おとくに

乙訓は京都府南西部に位置し、現在の向日市、長岡京市、大山崎町、そして京都市西京区の一部などを含む地域を指します。

地名の由来には諸説あり、古くからこの地域は「オトクニ」と呼ばれていました。その語源については、湿地を意味する古語「ヲト」と、「国・地域」を意味する「クニ」が結びついたという説や、古代氏族である乙訓氏に由来するという説が知られています。

いずれにしても、奈良時代から平安時代にかけて重要な地域として扱われてきたことは確かで、長岡京遷都の際には政治の中心地として大きな役割を果たしました。

乙訓地域を語るうえで欠かせないのが長岡京です。784年に平城京から遷都され、わずか10年ほどで平安京へ移されましたが、その短い期間にもかかわらず、都としての基盤整備が進められ、現在でも遺跡が各所に残っています。

観光スポットとしては、向日市の向日神社が代表的です。創建は不詳ですが、古くから乙訓地域の総社として信仰されてきました。境内では、春には桜、秋には紅葉が楽しめます。また、長岡京市には光明寺があり、紅葉の名所として知られています。

この地域は竹の産地としても有名で、とくに長岡京市の「乙訓タケノコ」は京都を代表する高級食材として扱われています。土壌が柔らかく水はけが良いことから質の良いタケノコが育ち、えぐみが少なく甘みが強いのが特徴です。

春になるとタケノコ掘り体験を行う農家もあり、地域の季節行事として定着しています。

また、長岡京市周辺では京都ラーメン系の店も親しまれており、地元の飲食文化の一部となっています。

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