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 サッカー日本代表の中村俊輔コーチ(47)が、30日放送のテレビ東京系「サタデーナイトJ」(土曜後11・30)にVTR出演し、J3福島のFW三浦知良(59)と対談した。

 19年に中村氏が横浜FCに移籍し、カズとはチームメートにもなった。現在は指導者として別の視点からサッカーを見ているが、カズのポリシーに共感するところがあるという。

 「今、指導者になって、(選手たちは)ウオーミングアップを軽くやる。カズさんは違うと思って。“ウオーミングアップはトレーニングの一環だから、100%で、試合より高い負荷のスピードとかでやらないと、ただのウオーミングアップになっちゃうよ”というようなことをよく言う」

 中村氏によると、パスがズレると、カズは「“あ、ごめんごめん”って謝ったりとかしながら(プレーしている)」という。一方で、「それに気づかないで、ふわふわふわふわやっている選手って、いっぱいいると思う」と指摘。あらためてカズの人間性について「基本の部分のその土台がやっぱり分厚くて、しっかりしてるからこそ、やっぱり人間性っていうものの厚みが、またプレーとかに出ているなっていうのはすごい勉強になりましたね」と賛辞を送った。

 93年にJリーグが開幕。中村氏は「国立も見に行きましたし、開幕戦」と打ち明けた。もちろんピッチには、カズがいた。「もう憧れですよ。目標とか、そういう感じじゃないです」と強い敬意を口にした。

 対照的にカズは、「俊さんは、“俺の方がうまい”と思っていたと思う。そのくらいじゃないと、やっぱりプロでやっていけないから」と、ジョークまじりに指摘した。

 それでも、中村氏は「僕、高校の時にカズさんのそのシザーズ(フェイント)をめっちゃくちゃ練習しました」と告白。「1年目の時に、キックフェイントを読まれて取られちゃうみたいな時に、やったりとかして。外国の選手に凄く効きました」と感謝を口にした。

 カズは「横浜FC時代、1対1をやっている時、僕のまねをしたシザーズというので、僕が抜かれました」とオチを付けていた。