昨年の凱旋門賞はダリズ(手前)がゴール前でミニーホークを競り落とす

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◆第149回アガ・カーン4世賞・G1(現地時間5月21日、仏国・パリロンシャン競馬場・芝1850メートル、重)

 昨年までの「イスパーン賞」が今年から「アガ・カーン4世賞」に改称。5頭立てで行われた。昨年の凱旋門賞馬のダリズ(牡4歳、仏国・フランシスアンリ・グラファール厩舎・父シーザスターズ)がミカエル・バルザローナ騎手とのコンビで最後の直線で外から剛脚を発揮し、3馬身半差をつけて圧勝した。「SOUPLE」で重馬場だったが、上がり3ハロン33秒0の末脚で後続を突き放し、ゴール前では流す余裕を見せる圧巻のパフォーマンス。凱旋門賞、今年初戦のガネー賞に続く3戦連続のG1勝利で、重賞は4勝目となった。勝ち時計は1分54秒43。

 フランスギャロのホームページでバルザローナ騎手は「彼は全ての騎手が乗ることを夢見るような馬です。驚異的なパワーを持っています。彼は昨年の凱旋門賞で既にその実力を証明していました。彼は一流のサラブレッドです。今日の勝利は将来に向けて非常に励みになります。今後も競馬界で最高の馬であることを証明し続けてくれることを願っています。アガ・カーン殿下の名を冠するレースで勝利できたことは、この上ない光栄です」とコメントしている。

 また、同ホームページでは今後の予定についても説明しており、ダリズは次走で英国のロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズS・G1(6月17日、アスコット競馬場・芝1990メートル)へ。夏季休養を経てフォワ賞・G2(9月6日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)で復帰し、今シーズン最大の目標という凱旋門賞・G1(10月4日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)の連覇というに挑むプランとなっている。

 昨年のパリ大賞の勝ち馬で、クリスチャン・デムーロ騎手が騎乗したルファール(牡4歳、仏・JCルジェ厩舎、父ルアーヴル)が2着。連覇がかかっていたソジー(牡5歳、仏・アンドレ・ファーブル厩舎、父シーザスターズ)は、マキシム・ギュイヨン騎手の騎乗で3着だった。

 同レースの賞金総額は25万ユーロ(約4604万円)で、1着賞金は14万2850ユーロ(約2630万円)。

 SNSでは圧勝したダリズに対し「強すぎワロタ」「凱旋門賞以降のダリズの瞬発力は本当に素晴らしい」「ダリズエグイな」「ダリズのパフォーマンスどうなってんのこれ…つ、強すぎる」「起きてて良かったわ ダリズの強さに圧倒された」「今年のダリズ本当にやばいな。完全に覚醒したね」など、強さに驚くコメントが次々寄せられていた。