マツコ・デラックス

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 マツコ・デラックスが5月18日、『5時に夢中!』(TOKYO MX)に生出演し、「母の日・父の日廃止」論に怒りをあらわにしたことが話題となっている。

「この日は、“母の日・父の日を親が催促するのは恩着せがましく、かえって感謝したくなくなるため廃止してほしい”という声を紹介した記事が取り上げられました。

 これを聞いたマツコさんは『こんなもんなんですよ』と、ため息。『さぞ立派な娘、息子になると思って育てていますけど、こんなもんですから』と、親の苦労や愛情を当然のように受け取る子どもに育ってしまうと苦言。

 さらに『路頭に迷わせればいいんですよ、子どもなんて』と極論まで飛び出し、『どんなに金をかけて……教育を受けさせて……運動までさせて、飯も食わせて毎日。この言われようです』と、親側の立場に立った怒りをぶちまけたのです」(芸能記者)

 またマツコは、母の日や父の日を“両親へ気持ちを送るきっかけ”にしていたと告白。「離れて暮らしていると、仕送りも恩着せがましくなる。でも父の日、母の日、年末とか理由があると送りやすかった」と、節目があることで自然に両親へお金を届けられたと振り返った。

 そのうえで、「こんなヤツじゃなかったから、私は」と、“廃止論”と唱える人間に嫌悪感を示していた。“路頭に迷わせておけば”という過激な発言にXでは、

《別に其処まで言わんでも……》

《ここまでハッキリ言えるのがマツコさんらしい》

 と賛否両論の声が上がった。

「今回のマツコさんの発言は、単なる逆張りではなく親の本音と切実さを代弁した、気持ちが乗ったコメントでした」というのは芸能プロ関係者。マツコにとって、親との絆は人一倍深いからだという。

「母親は2016年に82歳で他界していますが、翌2017年11月放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)では、母親が自身の活動について一切口を出してこなかったことを告白。ただ、近所の人のためにサインを頼んできた際に『あー、この人、知ってたんだ』と初めて気づいたというエピソードを語っていました。

 一方、父親は建設会社勤めの寡黙なサラリーマン。マツコさんが20代で編集者を辞め、家に引きこもっていた時期も静かに受け入れ、女装についても否定しなかったそうです。

 2013年7月の朝日新聞でも『あの親じゃなかったら、今の私はなかった』と語っていました。その父も現在は高齢者施設に入居しています。マツコさんは、『家がもうないんですよ。実家が……』と2024年の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)でこぼしています」(前出・芸能プロ関係者)

 親孝行の数少ない機会を「廃止しろ」と言い放つ人々への怒りは、本物だったようだ。