「“光る王冠”エンブレム」採用!

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“ワル”な「“トムス”クラウン“セダン”」!

 2026年5月16日から17日にかけて、愛知県国際展示場(スカイエキスポ)を会場に行われたオートメッセ in 愛知には、多くのメーカーやショップなどがブースを構えて車両展示などを行っていましたが、存在感溢れるクラウンセダン2台を展示していたブースがありました。 

 このブースは、トヨタのオフィシャルチューナーとしても知られるTOM’S(トムス)とクラウン開発チームのコラボレーションによるもので、ホワイトの車両がトムス、マットブラックの車両がクラウン開発チームのコンセプトモデルとなっています。

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 トムスの車両は「伝統と革新」をキーワードに、往年のVIP風カスタムを現代風に解釈したカスタマイズがなされており、モータースポーツで培った技術を採り入れながらも、VIP風エアロの定番である低く末広がり感のある形状のエアロパーツをまとっているのが最大の特徴。

 とはいえ、オフィシャルチューナーという立場上、保安基準に抵触する可能性のあるようなエアロパーツはNGであるため、完全合法の範囲内で可能な限り低くワイドに見える形状を攻めているのがポイントで、車両にはフロントスポイラー、サイドスカート、リアディフューザー、トランクリッドスポイラーの4点のエアロパーツが装着されていました。

 また足元には21インチの鍛造アルミホイールや、6ポッド対向ブレーキキャリパー(TOM’S×brembo)、車高調整式サスペンションキット(展示車は30mmダウン)も装着されており、こちらもエアロパーツと合わせて開発中のアイテムとなっていて、エアロパーツは年内の発売を目指して鋭意開発中とのことでした。

 一方のクラウン開発チームの車両は「革新と挑戦」がキーワードとなっており、ボディ外板には3Mのゴールドダストブラックというラッピングを施工。これは一見するとマットブラックに見えますが、光が当たるとゴールドのラメがキラリと光る、妖しさも感じさせるカラーとなっています。

 エクステリアには、トムスの車両と同じエアロパーツが装着されているほか、フロントのクラウンエンブレムを発光タイプに変更。この光るクラウンエンブレムは来場者にも特に好評で、他のクラウンシリーズに乗るユーザーからも発売を熱望する声が寄せられたそうです。

 そのほか、足元にはレクサスLC用のオプション鍛造アルミホイールを専用色で塗装したものを装着し、ブレーキもLC用のフロント6ポッド、リア4ポッドの対向キャリパーをインストールしたほか、車高もショーモデルということで35mmほど低められていました。

 そんなクラウン開発チームの車両ですが、特筆すべきはインテリアで、インストルメントパネルやセンターコンソール、ドアトリムなどに日本固有の「杉」と日本古来の伝統技法「浮造り(うづくり)」で仕立てられた、本杢目パネルがおごられているのです。

 このパネルは一つひとつ手作業にて凹凸が付けられて仕上げられることで、杢目の触り心地の向上につなげ、意匠性と高級感を付与しているほか、内装材として使用される上での耐久性もプラス。仕上げはブロンズメタリックとすることで、“革新と挑戦”を表現していました。

 さらにシフトノブには東海理化が手掛ける人工水晶がおごられており、常に目に入る部分にクラフトマンシップ溢れるアイテムがプラスされているのが大きな特徴となっていました。

 今回の車両はあくまでコンセプトモデルということですが、反響次第では特別仕様車として販売する可能性も考えられるとのこと。

 どちらかというと年輩ユーザーが多いイメージのクラウンですが、意外にも若い世代からも乗りたいと言う声が多いそうで、今回の両コンセプトモデルも比較的若いユーザーから高評価だったということなので、ぜひ市販化につなげてもらいたいところです。