「あたみんキレたの初めて見た」「さすがにキレる」熱海富士、藤ノ川の“一撃”に覚醒? 激しく寄り倒す

白熱した展開が続く五月場所の五日目、土俵上で一人の力士が見せた“豹変”ぶりに館内が騒然となった。立ち合いで放たれた強烈な一撃をきっかけに、普段は温和な表情で知られる人気力士が鋭い眼光を見せ、相手を豪快に粉砕。その迫力にファンからは「あたみんがキレたの初めて見た」「完全にムカついてるやん」といった驚きの声が相次いで寄せられた。
注目のシーンは、関脇・熱海富士(伊勢ヶ濱)と前頭筆頭・藤ノ川(伊勢ノ海)の一番で起こった。熱海富士が寄り倒しで藤ノ川を下し、2勝目を挙げた一番だ。
立ち合い、先に仕掛けたのは藤ノ川だった。豪快に右手を振り抜き、熱海富士の顔面に強烈な張り手を見舞うと、館内には「パチン」と乾いた音が響き渡った。しかし、この一撃が眠れる獅子を呼び起こした。藤ノ川は十分に差し切れず、逆に熱海富士に右腕をがっちりと抱えられ、右も差される苦しい展開に。熱海富士は胸を合わせると、左の上手を引いて万全の体勢。そのまま圧倒的な馬力で寄り倒すと、藤ノ川は激しく土俵下へと転落した。
この展開に、実況の清野茂樹アナウンサーが「西岩さん、張っていきましたね」と解説の元関脇・若の里の西岩親方に問いかけると、西岩親方は「顔を張っていったことによって(藤ノ川は)上体が浮いてしまった。それで右四つに組んでしまいましたからね…こうなるとさすがの藤ノ川も何もできないですね」と分析。身長177センチ、体重123キロの藤ノ川が、身長187センチ、体重197キロの巨漢・熱海富士と胸を合わせてしまったことが敗因であると指摘した。
また、もう一人の解説を務めた元前頭・隆の鶴の田子ノ浦親方も、現役時代に175キロあった自身の経験を踏まえ「小さい力士を目の前に置くというのが大前提。あとは落ち着いて、胸を合わせてどんどん前に出る。こういう相撲を取られると小さい力士はきついですね」と解説。清野アナから「張られてスイッチが入ったのもあるのか」と聞かれると、「藤ノ川も張って中に入りたかったと思うのですが、もっと下から攻めた方がよかったですね」と応じた。
熱海富士が見せた険しい表情と鬼気迫る攻めに、ABEMAの視聴者からは「さすがにキレるわ」「張り手にやや怒りの表情」「右ビンタ入った」「ほっぺ赤くなった」といったコメントが殺到。普段の愛らしいキャラクターとのギャップに驚きを隠せない様子だった。熱海富士は2勝3敗、敗れた藤ノ川は3勝2敗となった。(ABEMA/大相撲チャンネル)
