部活バス死亡事故、運転の男は2か月で何度も物損事故…新潟県警から免許返納指導受けていた
福島県郡山市の磐越自動車道で起きた部活動の遠征バス事故で、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で逮捕された無職の男(68)(新潟県胎内市)が事故前、新潟県警から免許を返納するよう指導を受けていたことが、捜査関係者への取材で分かった。
男は今回の事故前に物損事故を繰り返し起こしており、運転能力に問題を抱えながらバスのハンドルを握った可能性がある。
捜査関係者などによると、男は今月1日、新潟県の日本海東北自動車道で軽乗用車を運転中に追突事故を起こした。
車の修理を通じて付き合いがあった同県内の自動車整備会社の男性によると、男は1日の事故も含め、ここ2か月で5回ほど事故を繰り返していた。
新潟県警は、1年間で3回以上事故を起こした65歳以上の高齢者には警察官が対面で免許を返納するよう促しており、男もその対象となった。
一方、福島県警は14日、事故を起こしたバスの車体の検証を始めた。男は県警の調べに制限速度80キロの区間を「時速90〜100キロで走行した。(カーブを)曲がりきれなかった」と説明し、バスはガードレールが突き刺さるなど激しく損傷。県警は損傷の箇所や程度から衝突時の速度などを解析する。
