Gemini向けノートPC「Googlebook」の登場によってChromebookはどうなるのか?

Googleは現地時間の2026年5月12日、Gemini Intelligence向けに設計されたノートPC「Googlebook」を発表しました。Googlebookの登場によりChromeOSを搭載したChromebookがどうなるのかについて、ChromeOS担当ヴァイスプレジデントのジョン・マレティス氏が語っています。
Talking All Things Googlebook with Google VP John Maletis - YouTube
https://chromeunboxed.com/exclusive-googlebook-qa-interview-with-google-vp-john-maletis-video/
Googlebook has a premium focus, coming to some Chromebooks
https://9to5google.com/2026/05/12/googlebooks-have-a-premium-focus-some-chromebooks-can-be-upgraded/
Googleが発表したGooglebookは、Gemini Intelligence向けに設計されたノートPCとなっています。Googlebookには「Magic Pinter」というカーソルが導入され、カーソルを動かすだけでGeminiが状況に応じた提案を行ったり、タスクをこなしたりしてくれるとのこと。
また、Googlebookは「ウィジェットを作成」機能が搭載されており、プロンプトに従うだけでカスタムウィジェットを作成可能。Geminiはインターネット検索や、GmailやカレンダーなどのGoogleアプリとの連携により、パーソナライズされたダッシュボードを作成できるそうです。
GoogleがAndroidベースで動くノートPC「Googlebook」を発表、Gemini Intelligenceのためにゼロから設計 - GIGAZINE

テクノロジー系メディア・Chrome Unboxedのインタビューに応じたマレティス氏は、Googlebookはキーボード付きのAndroidタブレットでも、ChromeOSのリブランドでもないと語っています。Googlebookブランドは「プレミアムで高品質な体験」を提供するものであり、Lenovo・Acer・ASUS・HP・DellといったOEMパートナーと緊密に連携し、プロセッサ(Intel・Qualcomm・MediaTek)からメモリ、ストレージ、キーボードのレイアウトに至るまで厳格なハードウェア要件を確立しているとのこと。
また、GooglebookはAndroidの技術スタックの一部をベースに構築されており、ユーザーがタスクの遂行中にノートPCとスマートフォンを切り替えても、タスクの流れを途切れさせないようになっています。従来のChromeOSではエミュレーションを通じてAndroidアプリを動作させていましたが、GooglebookはAndroidの技術スタック上で直接動作するため、エミュレーションに伴う障害が完全に解消されたとマレティス氏はアピールしています。
記事作成時点ではGooglebookの細かいスペックや詳細は不明ですが、ユーザーが抱く大きな疑問として「Chromebookはどうなるのか?」というものがあります。これについてマレティス氏は、ChromeOSがすぐに廃止されることはなく、今後もChromebookとChromebook Plusがラインナップに追加される予定であるほか、Googleは10年間にわたってChromebookをサポートし続けると説明しました。さらに、既存のChromebookの一部はGooglebookと同じファームウェアにアップデート可能とのことで、Googleはファームウェアアップデートの対象デバイスを発表する予定だそうです。
なお、マレティス氏はChrome Unboxedのオンラインインタビューの最後に、Googlebookを通じて参加していたことを明かしました。

このサプライズにはインタビュアーたちも、驚きと喜びを隠せませんでした。
