「エアコン2027年問題」で10万円値上げも? 新省エネ基準で駆け込み購入増 電気代どれだけお得?
2027年4月の省エネ基準引き上げに伴い、エアコンの価格高騰が懸念される「2027年問題」。家電量販店では駆け込み購入が急増し、出荷台数も過去最多を記録しています。
名古屋市東区の「エディオン メッツ大曽根店」。エアコンがずらりと並ぶ中に、「2027年問題」のポップが。
2027年4月からエアコンの省エネ基準が引き上げられ、基準を満たさないエアコンは順次なくなっていくといいます。
「省エネ基準が高い商品は、冷やす・暖める力も高くなっている。猛暑40℃超える時も吹き出しから出てくる温度も違うし、より早く冷える。より快適に使える」(エディオン メッツ大曽根店 木村真二 主任)
省エネ基準の引き上げでささやかれているのが…。
「将来の価格はわからないが、新基準を満たすものにしないといけないので、価格が引き上げられる場合もあります」(木村主任)
駆け込み購入が増加
そんな中、駆け込み購入も増えているといいます。
エディオンによると、4月の売上額は前年同時期と比べて4割増に。業界団体の統計でも、3月のエアコン出荷台数は116万8000台で、3月として過去最多でした。
13日に売り場を訪れた人の中には…。
「値段がすごく高くなると聞いたので、急いで買いたいなと思っている。3台4台置きたくても1台が20万~40万に値上がると買えないなと思ったので厳しいなと思った」(30代女性)
「売り場の価格をみてみると、現行の基準のものは22万5000円ほどなのに対して、同じメーカーでも新しい基準は性能が上がる分、34万円ほどと、約10万円高くなっています」(西尾菜々美アナウンサー)
内閣府のデータによると、エアコンの平均使用年数は約14年。
エアコン選びの際には、購入時の費用だけでなく、どれだけ電気代を節約できるかもポイントになりそうです。
省エネエアコンはどれぐらいお得?
エアコンの平均使用期間は約14年とされますが、新しい省エネ基準のエアコンを14年間使った場合、6畳用(2.2kW)で約4万円、14畳用(4.0kW)で約18万円、電気代が減らせるとしています。
省エネ家電の買い替えに補助金を出す自治体もあります。
名古屋市の場合、一定の省エネ性能のあるエアコンを買うと、最大2万円の支援金が出る仕組みが5月23日から始まります。
東海市や岐阜市などの自治体でも、同様の補助金を用意しているところがあります。
それぞれ補助の期間や条件も違うので、お住まいの自治体のホームページなどで確認してください。