期間限定ストリートピアノ、本町に!中島さち子・クラゲ館『希望のピアノ』《Expo Legacy》
大阪・関西万博(2025年10月13日閉幕)で、ジャズピアニスト・数学者の中島さち子氏がプロデュースしたシグネチャーパビリオン『いのちの遊び場 クラゲ館』で展示されていた「希望のピアノ」が、Osaka Metro(大阪メトロ)・本町ビル(大阪市中央区)に期間限定で展示、一般開放されている。6月5日(金曜日)まで。


大阪・関西万博レガシー企画として開催する『希望のピアノ in 御堂筋・本町』。

期間中の金曜・土曜は、自由に演奏できるストリートピアノとして楽しむことができる。

『希望のピアノ』は、ヤマハの製品で最高峰との呼び声が高いコンサートグランドピアノ・CFX。
白をベースにしたピアノを彩るラッピングデザインとして、日本や世界の学校の子どもたちや入院中の子どもたちが手掛けた、約900体のクラゲが描かれている。

万博会期中にクラゲ館を訪れた約270万人のうち、約3万6000人を超える来館者が希望のピアノを弾いたという。1時間あたり約20人が触れたことになる。


閉幕後、2025年12月に成城学園初等学校(東京都世田谷区)に寄贈されたが、レガシープロジェクトとして全国を巡回、再び成城学園に戻る。
■「創造性の民主化」とは?中島さち子氏はこう考える
中島氏はラジオ関西の取材に対し、「クラゲのような“揺らぎ”がある遊び」と「創造性の民主化」を強調した。
そして、「クラゲは、揺らぎや透明性、変容を象徴している。0歳から120歳までの人々が遊びと学びのために開かれた場で、『生きた協奏』『創造性の民主化』を体現してきた。

中島氏はつづける。「クラゲの傘の下にみんなが集まって気持ちを託し、癒され、五感で楽しんでいのちを高めていったように思う。万博のテーマ『いのち輝く未来社会のデザイン』は、そうしたところに帰結する。ピアノを習っていないと弾いちゃいけないものではない。みんな音楽が好きなのだから、希望のピアノで楽しんでほしい」と話した。


クラゲ館は解体され、広島県福山市が2029年度のオープンを目指す科学館「子ども未来館」の屋外フィールドとして移設される。


そこでは、クラゲ館で生まれた体験型展示や音楽、共創の取り組みも、さまざまな形で未来へ受け継ぐという。




「クラゲ祭り」は、イタリア・カナダ・ヨルダン・アフリカ諸国など海外パビリオンと連携、全国の子どもたちをつなぎ、対話やワークショップ・祭り(ライブ)の場をプロデュースする。その実現に向け、クラウドファンディングにも挑戦している。




・・・・・・・・・・
『希望のピアノ』ストリートピアノ一般開放
◆会場
Osaka Metro(大阪メトロ)本町ビル1階エントランスホール
(大阪市中央区本町3-6-4 Osaka Metro 御堂筋線「本町」駅・7号出口直結)

◆開放日
2026年5月15日(金)、16日(土)、22日(金)、23日(土)、29日(金)、30日(土)
※最終日の6月5日(金)は、先着120人が参加できるクロージングイベントを開催。申し込み方法など詳細は、後日大阪メトロ公式ホームページで告知。
◆開放時間
金曜日 17〜20時
土曜日 13〜18時
※利用時間中は自由にピアノを演奏できる(無料)
※1回の演奏時間は目安10分程度のため、譲り合って利用を
※混雑時はスタッフによる案内・場内整理を行う場合がある
※小学生以下は保護者などの同伴が必要


