Googleがブラウザ向けのAIエージェント「Project Mariner」のサービスをひっそりと終了していたことが明らかになりました。

Project Mariner

https://labs.google.com/mariner/landing



Google shuts down Project Mariner | The Verge

https://www.theverge.com/tech/925559/google-project-mariner-shut-down

Project MarinerはGoogleが2024年12月に発表したブラウザ上の情報を理解して自動操作できるAIエージェントです。当初は信頼できるテスター向けに提供されていましたが、2025年5月にはGoogleの有料サブスクリプションサービスであるGoogle AI Ultraから利用可能となりました。

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しかし、現地時間の2026年5月4日にひっそりとサービスが終了したことが公式ページ上でアナウンスされました。公式ページ上には「Project Marinerをご利用いただきありがとうございました。Project Marinerは2026年5月4日にサービスを終了し、その技術は他のGoogle製品に引き継がれました。複雑なタスクには、Gemini Agentをお試しください」と記されています。



テクノロジーメディアのThe Vergeは「過去1年にわたって、GoogleはProject Marinerの機能を他のAIツールに統合してきました。その一例として、ユーザーに代わってメールをアーカイブしたり、ホテルの予約を手伝ったりできるGemini Agentが挙げられます。他にも、GoogleはProject Marinerのエージェント機能を、AIを活用した検索機能であるAIモードにも統合しています」と指摘しました。

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さらに、Googleは2026年1月に、ChromeにGemini 3へアクセスできるサイドパネルを導入すると発表しました。これにより、ユーザーはChromeからAIエージェントを利用できる「自動ブラウジング(auto browse)」機能が使えるようになっています。自動ブラウジング機能は、Chromeで複数のステップからなるタスクを実行できるようになる機能です。Googleは自動ブラウジング機能がProject Marinerによって開発されたものかを明らかにしていませんが、「OpenAIやPerplexity、OpenClawなどが提供するAIエージェント型ブラウザへの対抗策と思われる」とThe Vergeは指摘しました。

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