NY株式5日(NY時間16:21)(日本時間05:21)
ダウ平均   49298.25(+356.35 +0.73%)
S&P500    7259.22(+58.47 +0.81%)
ナスダック   25326.13(+258.33 +1.03%)
CME日経平均先物 60615(大証終比:+1195 +1.97%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。原油価格が下落しており、イラン情勢での停戦が維持されるとの見方が広がったほか、堅調な企業業績が引き続き株式相場を押し上げるとの安心感が市場を下支えしている。本日もIT・ハイテク株が堅調に推移し、半導体プロセッサーやメモリーチップ関連銘柄が上昇を主導。

 中東情勢の再緊迫化が市場に新たな不透明感をもたらしているが、IT大手の好決算や半導体株高を背景に米株式市場は過去最高値更新を続けている。途中でUAEに再度攻撃が実施され、ミサイルの脅威に対し防空システムが対応中とのニュースが流れ、米株式市場は伸び悩む場面が見られたもののすぐに戻している。

 ストラテジストは「米国株上昇の原動力は依然として企業業績だ」と指摘。その一方で「次の焦点は利益成長がIT・ハイテク分野以外にも広がるかどうかだ。市場を支えるには1セクターだけでは不十分だ」と述べている。

 ペルシャ湾では一旦落ち着きが戻っている。米軍とイラン軍が月曜日に交戦し、イランがUAEに向けてミサイルやドローンを発射したが、市場ではすぐに過度な警戒感は後退した。今回の衝突はトランプ大統領が「プロジェクト・フリーダム」を発表した後に発生。同計画についてトランプ大統領は、取り残された中立国船舶を誘導する人道支援策だと説明している。

 ストラテジストは「プロジェクト・フリーダムは、米国が交渉で優位に立つための手段だ」と指摘。その上で「今後数日で米国が船舶に安全な航路を提供できるかどうか、そしてより強硬な姿勢を取れるかどうかが明らかになる」と述べている。

 情報分析ソフトのパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が決算を受け下落。好決算ではあったものの、第1四半期の米商業部門の売上高が予想を下回ったことが嫌気された。

 インテル<INTC>が大幅高。アップル<AAPL>が、同社のデバイス向けの主要プロセッサーの製造委託先として、インテルとサムスン電子の採用を検討する予備的な協議を行っていると報じられた。

 デジタル画像検索収集サイトのピンタレスト<PINS>が決算を受け大幅高。1株利益、売上高とも予想を上回った。第2四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る売上高見通しを示している。

 医療装置のインスパイア・メディカル・システムズ<INSP>が決算を受け大幅安。通期ガイダンスで売上高見通しを下方修正したことが嫌気された。

 ゲノム解釈のジーンDx<WGS>が決算を受け急落。1株損益の赤字が予想以上に膨らんだほか、売上高も予想を下回った。通期ガイダンスも公表し、売上高見通しを下方修正している。今回の決算を受けてアナリストの目標株価引き下げが相次いだ。

 受託製造サービスのファブリネット<FN>が決算を受け下落。物足りない内容との受け止めが広がった。

 ペイパル<PYPL>が決算を受け下落。決算説明会で、英国を含む欧州が依然として厳しい状況にあり、成長がさらに鈍化していると述べたほか、第2四半期の旅行関連の成長鈍化も見られ、通期見通しの下限付近での推移が見られると弱気な見通しを示した。

英国を含む欧州が依然として厳しい状況にあり、成長がさらに鈍化している」と述べたほか、「第2四半期の旅行関連の成長鈍化も見られ、通期見通しの下限付近での推移が見られる」と弱気な見通しを示している。