警視庁福生署に入る高林容疑者(手前中央)(1日午後6時32分、東京都福生市で)

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 東京都福生市で男が男子高校生を金づちで殴って逃走した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された同市加美平、職業不詳高林輝行容疑者(44)が、事件翌日の4月30日早朝には、約70キロ・メートル離れた千葉県習志野市内にワゴン車で移動していたことが捜査関係者への取材でわかった。

 警視庁が詳しい経緯を調べている。

 高林容疑者は29日午前7時過ぎ、自宅近くの飲食店駐車場で男子高校生(17)の顔を金づちで複数回殴り、殺害しようとした疑い。調べに「記憶が曖昧で、何があったのかわからない」と否認している。

 捜査関係者によると、高林容疑者は同日午前8時前、自宅の裏口から逃走。近くにとめていたバイクに乗って隣接する昭島市内の駐車場に着いた後、ワゴン車に乗り換えていた。

 その後の防犯カメラの映像で、埼玉県や東京都立川市、新宿区、江戸川区などを通り、翌30日午前5時前、習志野市内のコインパーキングにワゴン車を駐車したことが判明した。直後に近くのアパートに入っていく姿も確認された。

 同庁は同日に高林容疑者を公開手配し、行方を追っていた。5月1日午後4時過ぎ、このアパート一室に突入し、1人でいた高林容疑者を逮捕した。