会見にのぞむプルデンシャル生命の得丸博充社長

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 プルデンシャル生命保険の営業社員ら100人以上が、約500人の顧客から31億円の金銭を騙し取っていた問題は深刻さを増している。

 問題を受け、同社は新規契約の販売活動を5月9日までの90日間自粛し、社員管理の強化や研修に取り組むとしていた。しかし、被害申告や相談が止まず、自粛期間は180日間延長された。

 外回りで新規契約獲得を目指す役割の営業社員は、販売活動自粛でどのような日常を送っているのか。元社員が明かす。

「私が勤務していた支社では、定時である9時から17時30分までの出社が営業社員に義務付けられました。勝手な保険営業を防ぐためです。管理システムへの分単位での行動入力が課されるなど、以前より厳しく管理されるようになったと聞きました。そのぶん、会社からはこれまでの売り上げ実績などをもとに算定された"給付金"が支払われています」

 不適切行為の背景には、営業成績に連動した歩合制による収入の不安定さがあったとされる。支社内で息を潜めるように過ごす社員たちは給与制度変更の行方を注視しているという。元社員が言う。

「現在検討されている新給与体系の発表を待って、会社に留まるかを判断しようとする現場の人間は少なくないようです」

 同社は営業社員の新規採用活動も自粛しているという。信頼を取り戻せるか。

 関連記事では、元社員が送る日常のリアル、そして同社が答えた「現在の管理体制」や「今後の営業活動」について詳細にレポートしている。

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※週刊ポスト2026年5月8・15日号