免許を取ったばかりの息子が「古い車に乗るならJAFは必須かな」と悩んでいます。たしかに故障は心配ですが、普段あまり遠出しないなら必要性は低いのでしょうか?

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免許を取ったばかりの頃は、運転に慣れていないうえに、車の不調にも気づきにくいものです。そこに古い車という条件が重なると、「JAFまで入ったほうがよいのか」と迷う方もいるでしょう。特に、通学や買い物など近場の利用が中心で、遠出をあまりしない場合は必要性を判断しにくいものです。   JAFが必要かどうかは、走る距離だけで決まるものではありません。車の状態、運転経験、自動車保険のロードサービスの内容によって、向き不向きが分かれます。そこで本記事では、免許を取ったばかりの息子さんが古い車に乗るケースを想定し、JAFが必要か考えるポイントを整理します。

JAFが必要か迷うなら「古い車」と「運転経験の少なさ」を一緒に見る

JAFの必要性を考えるときは、まず車の古さに注目したいところです。年式の古い車は、丁寧に整備されていても、バッテリーやタイヤ、電装系などの消耗部品に不安が残りやすく、遠出をしない場合でも、自宅近くや通学の途中で動かなくなる可能性はあります。
さらに、免許を取ったばかりの方は、異音や警告灯、タイヤの違和感が出ても、すぐに適切な対応を取りにくい傾向があります。こうした場面で、すぐ相談できる先があることは大きな安心につながります。そのため、古い車に乗るうえに運転経験も少ない場合は、普段の移動範囲が狭くても、ロードサービスの価値は十分あるといえるでしょう。

普段あまり遠出しないなら、まずは自動車保険のロードサービスを確認する

ただし、JAFへの加入が必須とはかぎりません。すでに加入している自動車保険にロードサービスが付いていれば、故障やトラブルの際に一定の対応を受けられることがあります。レッカー搬送や応急対応が含まれている保険も多いため、最初に確認したいのは保険の補償内容です。
近場しか走らない方であれば、保険のロードサービスだけで十分な場合もあります。特に、車の状態が比較的よく、日頃から点検を受けている場合は、保険の範囲で対応できるケースも少なくありません。
ただし、保険会社によっては、対応内容や利用回数に制限があることがあります。バッテリー上がりやガス欠などの対応回数が限られている場合もあるため、細かい条件まで確認することが大切です。内容をよく見ないまま「保険に入っているから大丈夫」と考えると、いざというときに想定外の負担が出ることもあります。

古い車に乗る初心者なら「保険で足りるか」を見て、足りなければJAFを検討する

JAFが必要かどうかは、いくつかのポイントを順番に見ていくと判断しやすくなります。
例えば、車の状態に大きな不安がないか、自動車保険のロードサービスで十分に対応できるか、本人が故障時に落ち着いて行動できそうか、といった点です。
これらを踏まえて問題が少ないなら、まずは保険だけで様子を見る方法があります。通学や近所の移動が中心で、夜間や交通量の少ない道を走る機会が少ない方には、この考え方が一般的です。
ただし、古い車に初心者が乗る場合は、不安要素が重なりやすくなります。故障そのものの心配だけでなく、トラブルが起きたときに本人が落ち着いて対応できるかどうかも重要です。家族がすぐ助けに行けない状況であれば、外部のサポートを用意しておく意味は大きくなります。
迷う場合は、まず自動車保険の内容を確認し、不足を感じるならJAFを検討する流れがよいでしょう。例えば、最初の1年だけ加入し、運転に慣れてから見直す方法も無理のない選択です。

古い車に乗る初心者は、保険とあわせてJAFの必要性を考えよう

免許を取ったばかりの息子さんが古い車に乗る場合、JAFは全員に必須とはいえません。普段遠出をしないなら、自動車保険のロードサービスで足りることもあります。
ただし、古い車であることと初心者であることが重なると、近場の運転でもトラブルへの不安は小さくありません。そのため、まずは現在の保険でどこまで対応できるかを確認し、不足があればJAFを加えるという考え方が適切です。
JAFに入るかどうかを考えるときに大切なのは、「遠出しないから不要」と決めつけないことです。車の状態、運転経験、保険内容をまとめて見れば、その家庭に合った備えを選びやすくなります。安心して運転を続けるためにも、まずは一度、備えの中身を丁寧に確認しておきましょう。
 

出典

一般社団法人日本自動車連盟 JAF
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー