◇関西学生野球連盟春季リーグ第2節2回戦 立命大6―5近大(2026年4月12日 甲子園)

 関西学生野球の春季リーグ第2節2回戦が12日に行われ、立命大が近大にサヨナラ勝利を飾って白星発進を決めた。

 今秋ドラフト候補に挙がる最速151キロ左腕の有馬伽久(4年)は、1回4失点で降板。被安打3、4与四球と本調子とは程遠い姿に片山正之監督は「左手人差し指に豆ができ、いい状態になる前に試合を迎えることになった。それでも、うちのエースですから。初戦はエースでいこうと思った」と説明した。

 今季開幕前に左手指に豆ができ、練習試合では最長5回しか投げられなかった。万全の調整とは言えない状況でも、有馬は「いい準備をしてきたつもり。自分が重圧や緊張感に負けただけ。自分自身の力がなかった」と一切言い訳しなかった。

 相手先発の近大・宮原廉(4年)との今秋ドラフト候補対決に、甲子園にはNPB11球団のスカウトが集結。好投でのアピールとはならずも、春初戦から高い注目度を伺わせた。

 ◇有馬 伽久(ありま・がく)2004年(平16)7月29日生まれ、奈良県田原本町出身の21歳。小1から平野パイレーツで野球を始め、中学は田原本中の軟式野球部に所属。愛工大名電(愛知)では2年秋から背番号1を背負い、甲子園には2年夏と3年夏の2度出場。立命大では1年春にリーグ戦初登板。3年秋の明治神宮大会では大会記録となる10者連続三振を達成。50メートル走6秒3。1メートル75、80キロ。左投げ左打ち。