山形放送

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新庄市で有毒植物のスイセンを誤って食べたことによる食中毒が発生しました。女性は一時、嘔吐などの症状を訴えましたが、すでに回復しています。

県によりますと、4月9日午前、新庄市内の医療機関から、食中毒の症状がある患者を診察したとの連絡が最上保健所にありました。調査の結果、スイセンをアサツキと誤認して食べたことによる食中毒と断定しました。
食中毒となったのは80代の女性です。女性は4月9日午前8時頃、自宅の庭で採取した植物をアサツキだと思い込み、卵と一緒にみそ汁にして食べました。その後、午前8時30分頃から嘔気や嘔吐、下痢などの症状を訴え、医療機関を受診しました。入院はしていません。
最上保健所では、症状や発症時間がスイセンによる食中毒と一致していることや、採取した植物がスイセンであったことなどから食中毒と判断しました。
保健所は患者らに対しスイセンなど有毒植物について説明し、山野草を採取する際は確実に食用と分かるもの以外は採らないよう注意を呼びかけています。
県内では過去10年間に発生した有毒植物による食中毒のうち、スイセンによるものが最も多く、特に注意が必要だとしています。