GWやお盆など、長期休みといえば実家や義実家への帰省を思い浮かべる人も多いもの。最近は移動や準備の負担から帰省しない選択をするなど、過ごし方も少しずつ変わってきています。ESSE読者123人へのアンケートでは、「夏に帰省しない」と答えた人は約36%(2025年7月下旬実施)。そのエピソードから、心が軽くなる連休の過ごし方を探ります。

必ず帰省しないとダメですか?妻たちのモヤモヤ

ESSE読者123人のうち「憂うつだと感じたことがある」人は54.5%と半数を超えました。帰省で気が重くなる人の決め手はどこにあるのでしょうか?

【データ】帰省が憂うつになった理由(※複数選択可)

●交通費や宿泊費の負担が大きすぎる

実家・義実家が遠い場合は費用のやりくりが大変。親側が交通費や宿泊費用を負担してくれる場合はゆとりが生まれますが、自分たちで負担するとなると苦しい…との声がありました。

「北海道民で義実家は静岡県にあります。年末年始などは4人の帰省で約20万円かかります。この金額がつらい…」(ゆっきーさん・30代)

義実家には顔を出すけれど、あえてホテルを取る選択肢もあるようです。

「いつからか、義理の母がホテルを予約してくれるようになりました。荷物が減らせて、気持ちもラクで、よいこと尽くしです」(チャコタさん・30代)

●義実家に帰省したら「空気」。私、いなくてもよいよね…

<調査結果>
・会話が弾まない 18.3%
・家事を手伝わなければいけない 19.2%
・プライバシーに踏み込んでくる 9.2%
・親戚と比較される 9.2%
・交通費や荷物の準備がいる 26.7%
・その他 17.5%

帰省が憂うつだと感じる理由で「会話が弾まない」と回答した人は約18%。義父母と話題を合わせるのは気を遣いますし、なじみのない土地だと共通の話題を見つけるのもひと苦労ですよね。

「義実家に幼い娘2人を連れて帰っていた頃、完全に私は空気でした。いなくていいよね、って何回も思いました」(たっちんさん・50代)

実家・義実家への「無茶な帰省はしない!」と決めたらスッキリ

ここからは、実家や義実家に「帰らない」選択をした人や、帰省の方法を変えてラクになった人の体験談を紹介します。人生のフェーズに合わせ、家族や親戚とのつきあい方もアップデートしているようです。

●いやがる子どもを連れてまでいくことでもない

「子どもたちがまだ幼かった頃から、義母は帰省してもお菓子ひとつ用意してくれず、お小遣いもくれませんでした。子どもたちは毎回行くのを嫌がっていたので、無理して訪れる必要もないと思いました」(HHさん・40代)

●夫の浮気で義実家に義理立てする理由もなくなった!

「夫の浮気が発覚してから、義実家とは疎遠です。定期的に行かなくてもなにも責められないし、予定を立てなくてよくなり逆にスッキリ! 一時期は苦しみましたが、今となってはよいきっかけになりました」(絹さん・40代)

●帰省の回数や人を減らしたら、迎え入れる実家側もラク

子どもや孫たちに会えるのはうれしい一方で、帰省を受け入れる親世代も高齢になり、体力的にも金銭的にも負担がかかるようです。

「昔は3人の子どもを連れて、実家にしょっちゅう帰っていました。ですが、子どもたちが成長し、親も年老いて体力が減りました。『私だけ来てくれた方が、食事の心配などなくラク』と言われたので、以降はひとりで帰っています」(Y.Aさん・50代)

●苦手な親族が来るときは実家へ退避

なお、普段は義親と同居しているけれど、苦手な親戚が来るときは実家に避難…というケースもあります。

「義姉家族の帰省を迎えるのがイヤで、実家へ退避しています。事前にちゃんと連絡をくれずに突然帰ってくるのも困るし、甥っ子が『旅行や試合観戦、高価なものを買ってもらった!』という自慢話ばかりするので、少しモヤッとします。なるべく関わりたくないです」(ふみはさん・40代)

以前は「帰省して当然」という風潮もありました。ですが今の時代では、無理に顔を合わせるより「会わないけれど思い合う」スタイルがちょうどよい距離感なのかもしれませんね。