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 女優の加賀まりこ(82)が、6日放送のBS12トゥエルビ「鶴瓶ちゃんとサワコちゃん〜昭和の大先輩とおかしな2人〜」(月曜後9・00)にゲスト出演し、芸能界入りのいきさつを語った。

 父・四郎さんは大映映画のプロデューサーだったが、加賀の女優デビューはそんな境遇とは無関係だという。「学校の通学時に、たまたまた見かけた寺山(修司)さんと篠田(正浩監督)さんが声を掛けてきて、“ちょっとお茶飲みませんか?”ってナンパされて。まだ学生です」。寺山さんは青森なまりの言葉で相談を持ちかけてきたといい、「なまってたのよ。“僕たちね〜。困ってるのよね〜”って」と明かした。

 相談内容は深刻そのものだったという。「困っている内容が本当にひどかったの」。2人は藤木孝さん主演映画を制作していたが、キャスティングが難航していた様子。「相手役の女優に決まった人がどんどん…(出演辞退する)。“全然撮影できない状態で、もう素人でいくしかないと腹をくくったので、あなたにお願いしたい”という話だった」と、相談内容を振り返った。

 父の仕事内容から「キャスティングの大変さとかは分かる」という加賀は事情を察し、父に相談。「(父は)“あなたなんかで役に立つとは思えないけど、夏休みだから手伝ってあげたら”っていうのが、始まり」と話していた。

 加賀がこのオファーを受けたのには、もう一つ理由があったという。笑福亭鶴瓶から「(寺山さんが)えらいなまってはった」と振られると、「だから信用できた。ちゃらちゃらしていないから。いわゆるプロデューサーっぽい子じゃないし、この人たちだったら信用できるかなっていうのもありました」と明かしていた。