◆男性の熱量が高いのは初回だけ

また、麻紀さんは、お見合いで男性からたくさん質問されて「グイグイこられるのが怖い」と感じて、断ったこともありました。

菊乃「そりゃお見合いだから質問するでしょう。でも、男性の熱量ってお見合いの時が一番高いので、2〜3回会ったら落ち着くことが多いですよ。女性は3回ぐらい会ってから好きになることが多いですけど、好きになるタイミングがずれるんです。断らずに2回3回会っていたらいいと感じた人もいるかもしれないですよ」

麻紀さん「そうなんですね。そういえば、一人だけ2回会った人がいたんですけど、お見合いと違って私に興味なさそうでした」

麻紀さんが唯一、2回目デートに進んだ相手は丁寧で話しやすいと感じたそうです。2回目はランチでしたが、全く盛り上がらなかったとか。向こうからお断りもされていないけれど、麻紀さんも断っておらず、次の約束もないまま1カ月ぐらいが過ぎていました。おそらく、次に会うことはないのでしょう。

◆「その日は予定があって…」なら、代案を出すべき

麻紀さんに相手とのメッセージ履歴を見せてもらったところ、デートの日程調整の段階で“やらかして”いました。

男性「土曜日、ランチでもいかがでしょうか?」
麻紀さん「お誘いありがとうございます。週末の予定を確認してご連絡しますね」

これだけだと、社交辞令でお礼を言いつつ、断っているように見えます。麻紀さんの結婚相談所は仮交際が成立したら必ず1回はデートして、デートキャンセルだとキャンセル料が発生します。男性側の熱量は下がったかもしれません。

未定の用事があって、本当に土曜日に会えるかわからない場合はあるでしょう。その場合でも、「明日までにご連絡します」などと付け加えて、会う意思があることが伝わるようにしましょう。

麻紀さんは後日、「○日は予定があって……すいません」と連絡を入れています。

菊乃「これだとデート成立のためにもう一回男性側が誘わなきゃいけないですよね。『〇日は予定があるけど、●日と●日は空いてますがご都合いかがですか?』とか、必ず代案を出すようにしましょう。日程調整がしづらいと、相手がもう嫌になりますよ」
麻紀さん「そうなんですね……」

◆警戒しすぎて次に進めない

予定があってダメな日があるのは仕方ないですが、仕事ならば、打ち合わせの日程調整で代案を出さない人がいたら社会人としてアウトでしょう。ですが、なぜか婚活だと代案を出さない大人が少なくないのです。

麻紀さんは、「勝手に不安になって気にし過ぎていたところがある」と少し自分を客観視できるようになりました。

次からは代案は出すようにするし、プロフィールの居住地も市区町村まで出すと話していました。よいご縁があることを願いたいです。

いまや珍しくない「恋愛経験ゼロ」の人は、慎重になる気持ちもわかりますが、警戒しすぎると次に進めないと思うのです。

<文/菊乃>

【菊乃】
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt