「私、苦手なんだよねー!」女子トイレの順番待ちで“若い女性2人の会話”に40歳の私が驚愕したワケ
TBS退社から紆余曲折を経て20年生活した東京を後にして活動拠点を故郷北海道に戻したアンヌさん。アラフォーにして再スタートを切った「出戻り先」でのシングルライフの様子や心境をつづる連載です。
第78回となる今回は、「トイレ」にまつわるエピソードをつづります(以下、アンヌさんの寄稿です)。
先日トイレを巡って感じたことをスレッズでつぶやいたところ、かなりの反響がありました。
多くの人にとってさまざまな流儀や譲れないポイントが出るのがお手洗い。トイレ問題はとにかく深い。
働きながら大学院の博士後期課程に在籍している私。当然ですが、大学院も大学も同じ建物で勉強するので、現在40歳の私は、自分と比べてだいたい半分くらいの年齢の生徒さんたちと机を並べることもあります。
先日新学期ということで、少し久しぶりに大学に足を運びました。4月はやはり大学のお手洗いも混み合います。休み時間の女子トイレは特になかなかの混雑。私の前にはフレッシュな女の子2人組が先頭に並んでおり、トイレの順番があくのを待っていました。
そのお洋服かわいいね! など可愛らしい会話を繰り広げる2人。仮にA子さんとB子さんとします。そのうちの1人A子さんが、ずらっと並ぶ個室の一番奥を覗きに行きました。どうやらその個室だけあいているようなのです。
これで順番が進むかな? と思いましたが、個室を覗き込んだ瞬間、一瞬黙り込み、くるっと踵を返して、行列に戻り、彼女は何事もなかったかのように会話をまた始めました。
◆「私、和式無理なんだよねー!」にびっくり
あれ? なんだろう? と思っていると、B子さん(どうやら付き添いのみで個室に入る用事はなかった様子)が「一番奥の個室はトイレじゃなかったの? 掃除用具入れとか? 汚かったとか?」と確認をしてくれるファインプレー。
するとA子さんは「あー和式だったんだよね! 私、和式無理なんだよねー!!」と朗らかに言い放ち、また明るくおしゃべりを始めたのです……。
な、なぬ?! 今の大学生は和式無理なのか?! そしてその理由ならそのまま奥の和式をあけたままにしておくのはもったいなくないか……?! と、さまざまな考えが頭を駆け巡り、私のアラフォーパワーが瞬時に炸裂。
「和式を使わないなら使っても大丈夫ですか?」と話しかけ、あ、どうぞどうぞという形にはなったのですが……。
和式トイレに関して、和式である、それだけで入らない理由になるという現状が目の前で繰り広げられていることにびっくりしてしまったのです。え、これって今常識なの?!
◆和式トイレの肩身が狭くなっている?
この件は多くの方からコメントをいただきました。
そんな事はない、10代の自分の子どもでも和式トイレは問題なく使えます、という方もいれば、床がなんだか汚いような気がするので、和式トイレはできれば使いたくないというご意見、また私と世代が同じでも趣味がお洋服という友人に至っては、なんだか洋服が汚れてしまいそうなイメージもするので、できれば洋式が良い、温かな便座がいいから洋式一択、という意見もあったり……。
もちろん体の調子や足の具合の都合で和式を使いたくても使えないのだという前提があるパターンが存在する上で、世の中的に、和式の肩身が狭くなっている現状を感じてしまったのです。
私としては、もう、出せるときに出しておけ! が信条といっても過言ではないので、和式であろうと洋式であろうと、どんな方式であろうとありがたく使わせていただきたいというのが本音。


