舞台「汗が目に入っただけ」に主演する鈴木保奈美

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女優鈴木保奈美(59)が2日、東京・水道橋のIMMシアターで主演舞台「汗が目に入っただけ」(4月3〜19日)の取材会に出席した。

鈴木演じる森井由美子が亡くなり、霊魂として自分の遺体を見ている設定。そこでは、喪主の子供たちが、葬儀をめぐってもめていた。長女千聖(足立梨花、33)はキリスト教を、長男匡(西野創人、34)は仏教を主張。次男翔(小越勇輝、31)は仕事のトラブルに巻き込まれ、別れた夫の治(田中要次、62)まで登場する。そこへ訪れた葬儀社の担当らしき女性(蘭寿とむ、50)には、霊である由美子のことが見えるという。1つの場所で起こる事件や状況を描くシチュエーション・コメディーで、脚本・演出は冨坂友氏(40)が務める。

初日を翌日に控えた心境を鈴木は「稽古の4週間が怒濤(どとう)だったんですけど、おかげさまでチームワークだけは素晴らしく良くなったんで、何があっても、誰かが助けてくれると思います」。

自分のお葬式について聞かれると鈴木は「かける音楽は自分の好きな音楽をかけてもらいたい。菊じゃなくて、自分の好きなお花を飾ってもらったりはしたいな−ぐらいは思っていますね」。

2時間に及ぶ上演時間で鈴木は出ずっぱりだが、一番難しいシーンについて「最初ですね。自分の登場と、3人(の子供)とのテンポ。これさえ決まれば、誰かが出て来て回してくれる。あと私は幽霊なので、誰も反応してくれない。私の方からアプローチできなかったのはつらかったですね」と語る。

そして「ここにいる私たち全員が一番、この芝居を見たいと思っています。客席でこれを見られないのが本当に残念です。そのぐらいおもしろいコメディーだと思います」と話していた。